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不登校は気にしたらダメ。〜春の日に〜

おはようございます。
春の兆しがいい感じの高松市からお届けします。

久しぶりに不登校の話を。
『不登校』って気にしたらだめ。
大人で言うと、有休使って休むみたいなもん。
大人はそっから転職できるけど、子供は基本転校とか選択肢にない。
選択肢は不登校だけだった。(僕の場合は)

だからそんなに気にすることはありません。
不登校から社長やってる人もいれば、国立大学出たけどなんとなく色々やっていて、側から見ればフリーターなんていう人もいる。(フリーターの振りしてるだけだと思うけど)

不登校をしていた時にあって良かったもの。
・ギター
・ラジオ
・ケーブルテレビ(音楽、野球、ナショジオ見てた)
・高知新聞(地元紙ってことね)
・当時はなかったけど今ならPCかタブレット!

上記のものがあったので、暇が潰せたというか、目を逸らせたというか、音楽や野球の世界に入り込むことができて、自分の愚かさを意識する時間が減った。
結果良かったんだと思う。
今いる友達は、音楽と野球で繋がってるみたいなもんだ。

逆に要らないもの。
・学校へ行けと言う声とプレッシャー

そりゃあ俺だって学校に行きたいっての!!!
29歳になっても、本気で夜間中学行きたいと思うくらいには学校に行きたかった。
『行かない』ではなく『行けない』のです。
ここ重要。

そこで僕の目の前に登場したのが、教育支援センターだ。
場所によっては、適応指導教室とか言われている。
平たく言うと、フリースクールですね。

ここが学校代わりになってくれて、僕はなんとかなったのである。
(高校にも、ここがあったから入試を受ける事になり、6年通い無事卒業した)

そこでお世話になった先生が、本日80歳を迎えられたとのこと。
おめでとうございます!!!
さっき電話をしたら、グラウンドゴルフ中とのこと!
相変わらずの元気さで、本当に尊敬する。
畑もまだやられているかな。
今年中にまた会おうと約束し、電話を切った。

でね、結局生きてたらなんとかなる。
なんとかなるまで、それまでが死ぬほどきつい。
ここが、本当にスレスレの世界線なんだけど。

僕は、なんとかなった側の人間なので、こんな呑気なことが書けている。
実際、なんとかならなかった仲間もいた。
けど、なんとか、なんとかなって欲しいから、今日も僕はここに言葉を紡ぐ。
それしか出来ないけど、それが僕の出来ることだ。

明日は今日より短い。羽があったら、君に会いに、飛んで行きたい。

疲れたら、寝よう。
固い畳で寝てた頃を思い出す。

きっと大丈夫だから。
今日は、横になって、過ごして欲しい。

また書きます。

202203101019

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猪野直也 / InoNaoya
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