動物性たんぱくの不足が不眠症を起こす
おはようございます!
パーソナルトレーナー
治療家
栄養アドバイザー
藤岡 直也と申します。
アレルギーと同じで睡眠に関する悩みも現代人特有のものだといえます!
そう、今日は「睡眠」に関して話していきたいと思います。
不眠対策に必要なのはやはりタンパク質です。
私はタンパク質はかなりしつこいです。(笑)日頃からクライアント様にどれぐらいタンパク質を摂取しているか質問しています。
そのタンパク質の量で性格まで分かってしまいます⁉
眠気を催すのは脳のなかにできるセロトニンという物質の働きによるものですが、これを作る材料が「タンパク質」なのです。
アミノ酸が欠かせません。
脳内でセロトニンを作る材料が、トリプトファンというアミノ酸であります。
これを脳内に入りやすくするために甘いもの食べるのも有効的と言われています。
甘いものを食べるとインシュリンが分泌されるのでトリプトファン以外のアミノ酸を筋肉や脂肪組織に取り込みます。
残されたトリプトファンが優先的に脳に入っていくのです。
このトリプトファンはミルク(牛乳)にも含まれています。なので眠れない人は就寝の1時間ぐらい前に牛乳を温めて飲むといいとされています。
(個人的に牛乳はオススメできないのでなぜ牛乳はダメなのか?についてまた別の記事で説明します)
さらに牛乳には、プロスタグランディンも関係しています。
睡眠をつかさどるプロスタグランジンの原料となるアラキドン酸は、動物性タンパク質が持つ不飽和脂肪酸です。
眠れなく悩んでいる人は病院に行って睡眠薬をもらう前に自分の食生活を見直してみるべきでしょう(^^♪
『どうしても眠れません』という人のなかに病的な不眠症といえるケースは実はほとんどないそうです。
たいてい本人が「全く寝てないんです」と思いこんでいるだけで、実際には必要な睡眠はとっています。
眠れないことより「眠れなくて困る」と悩んでストレスを感じる方がよっぽど問題であるのです。
あなたが十分に眠っていないように感じるのは、「人間は1日8時間の睡眠が必要だ!」という固定観念があるからで人間には個体差がありますから、必要な睡眠も皆、同じではありません。
世の中には、1年に数時間しか眠れない人間もいるそうです。もちろん、これは極端なケースですが少なくとも「1日に7~8時間」などという「常識」に囚われる必要はありません。
睡眠で一番大切なのは、全体の時間よりも、最初に深い眠りが得られるかどうかです。
最初に深く眠ることができれば、それから4時間寝ようが8時間寝ようが翌日の体調はあまり変わらないのです。
まとめ
■動物性タンパク質が不眠症を招く
■眠気を催すのは、脳内にできるセロトニン
■睡眠時間よりも最初に深い眠りを得られるかどうか
■セロトニンはトリプトファンというアミノ酸が不可欠
本日は、以上になりまーす!
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