ある立ち位置から見えている世界はその立ち位置からしか見えない世界だ〜多面的な視点を身につけるには〜
僕は理学療法士として、初めは大学病院に勤めました。その後はクリニック。そして非常勤で訪問リハビリに関わり、ケアマネを取得しデイサービスにも従事しました。
学生時代の実習先は小児の総合リハビリ施設、大学病院、総合病院でした。
そして10年前に独立してヨガ ピラティススタジオを運営しています。
インストラクターとして活動する様になって、フィットネス関係の方々とお付き合いすることも増えました。
8年前に法人成りして経営者としての経験も積んでいます。商品開発をする様になって製造業の方と関わったり、商工会議所の方々のお世話になったりもしています。
沢山の方々と関わるということは、沢山の立場を知るという事でもあります。立場によって見えている世界は違います。常識も違います。価値観も。
【仕事や資格による視点の固定化】
自分の世界の見方や、常識というのはどこを基礎として出来上がっているのでしょうか?
それは育ってきた環境や、受けてきた教育、強烈な印象に残る経験などでしょう。本や映画などに影響を受けることもあります。
そして、意外と多いのが、仕事によってある立ち位置が固定化されることです。僕は専門職だから、僕は営業なので、僕は〇〇士なので、、、。
でもそれって一つの立場でしかないですよね。
つまり数ある視点の中で、たった一つの世界を見る視点でしかないということです。
日本で常識なことが世界全てで通じるわけではありませんし、自分の立場から見えている世界が、世界の全てを表しているわけでもありません。
ある立ち位置や視点、概念が固定化される大きなきっかけは、資格や、仕事です。だから僕は、資格や仕事を前面に出して自己紹介する人が苦手です。
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中村尚人の仕事術〜肩書きよりも個人という生き方〜
ヨガ・ピラティスインストラクター、理学療法士、温泉利用指導者、株式会社の代表取締役など様々な立場で、色々なことをしている中村尚人の、考え方…
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