『HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024』鑑賞、そして自分の心の一部になっているもの
前回の投稿でUltra HD Blu-rayプレーヤーを購入したことを書いた。長年使ってたパナソニック製BDレコーダーが不安定になったから買い替えたのだ。
普通のBlu-rayディスクも格段に画質・音質が向上して大満足な中、こちらの新作を買った。
HIKARU UTADA
SCIENC FICTION TOUR 2024
ライヴは福岡マリンメッセで体験してたし、U-NEXTで配信されてるとはいえ、やはりフィジカル(BDディスク)で観たかった。福岡公演の感想はこちら。
本当に素晴らしい音楽ライヴ映像作品で、再生が始まった循環、完全没入して見入ってしまった。宇多田ヒカルの「うた」(=ボーカル、声、メロディ、歌詞)の良さを最大限引き出された内容。ちょっどヴィブラートかかった声が好きなんだよね。幸せな気持ちになる。映像編集が素晴らしく、とても丁寧。宇多田の表情、バンドとの一体感、ステージのスケールの大きさやディテール、照明などの演出が全て鮮やかに映し出される。長回しも効果的で、落ち着いて観れる。音声もドルビー・アトモス収録で、会場の中に居るような包囲感。これは、毎日観ちゃうな。
『まこちゃん、こうちゃん、ひろしさん!皆んなで思い出語ろう会』に参加して来た。
福岡という街が生んだ、そして日本の音楽の発展に欠かせない3人、鮎川誠・松本康・甲斐田寛さんに最大の敬意を表して、その功績を語りながら、伝えていく会。
僕は主に松本康(ジュークレコード、ジュークジョイント)さんの思い出を話して来た。
色んなゲストの方々がそれぞれの思い出、3人への感謝を心を込めて語っていた。感極まって涙ぐむ場面も多かった。
帰ってから、ふと宇多田ヒカルが今年のライヴ中に話していたことを思い出した。
失ったってことは与えられてたんだなって気づかされたり、失ったものはずっと心の一部になるって知った
このMCについては以前こちらにも書いた。
鮎川さん、松本さん、甲斐田さんに与えて貰ったものは、自分の心の一部になってるんだな、と再認識した。そう、ずっと与えて貰ってたんだな。このイベントの行き帰りも、モータウンとかスタックスとかのR&Bを車中で聴いてたし。
イベントが始まる時に、3人の写真が置いてあるところに、そっと花を飾るお客さんがいた。
花束を君に…
my note #200