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#05「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」

「Naoto's Library」にお越しいただきありがとうございます。

週に3冊程度、多いときで4冊程度の本を読んでいる僕の気づきや学びをぽつらぽつらとこぼしていきつつ、「誰かのためになればいいな」という想いで「Naoto's Library」を運営しております、なおとです。

また「Library」ということで、こちらの記事を読んでいただき「実際に読んでみたい!」という方は、無料でお貸しいたします。

無料配送でのレンタルも承っています。
詳細は最後に記載しているので、そちらをチェックしてください。


さてみなさん、「日本一の経営者」と言われたら誰を浮かべますか?

人それぞれだとは思いますが、この方の名前を浮かべた人も多いことでしょう。

“松下幸之助”

ご存知、パナソニックグループの創業者であり、各種ランキングサイトの「日本の歴代経営者ランキング」では1位にランクインされていることもしばしば。

そんな松下氏の哲学について触れることの出来る、極上の1冊をご紹介します。


1.内容

内容を端的に言えば「松下幸之助氏の思想や哲学について、コンパクトに触れることができる本」です。

タイトルだけ見ると「リーダー向け」に思われるかもしれませんが、日々の仕事に活かせるエッセンスが満載の1冊です。

また、松下氏の著書で一番知名度の高いのがこちらの「道をひらく」かと思いますが、「道をひらく」と比較して、
・内容がコンパクトにまとめられているので、スラスラ読める(ページ数も120ページ程度)
・「口語」が多用されているので、読みやすい

ので、そういった点においても本書はおススメです!

2.読もうと思ったきっかけ・目的

・「松下幸之助氏」の哲学に触れてみたいという単純な興味
・その中でも何か日々の仕事で活かせるヒントを得ること

3.気づきや学び

・「素直になれば、物事を色眼鏡で見ないようになる。赤は赤、黒は黒に見えるようになる。本質が見えるようになる。そうすると過ちが少なくなる。融通無碍な人間になれる。」
→つまり「バイアス」をかけずに「素直な心で接すること」の重要性について。「素直な心がいつか聡明な自分をつくり、聡明がいつか英知に達する、そしていつかは最高峰の神知に達する」、と松下氏は述べています。
また素直な心になれと言われても難しい部分もあります。松下氏は、30年間のあいだ、呪文のように仏壇の前で「今日一日素直な心で無事にいかせてください」と唱えることで無意識的に身体がそうなるようにしていたそう。
・「誰の言うことでも一応は素直に聞く。良いなと思ったら素直に取り入れて行動する。人の意見を聞くときは、虚心になって、私心をなくして、素直な心で聞く。そうして他人の知恵才覚を授かる。そのむずかしくないことを、人はなかなかできない。そして失敗する。」
→「素直に人の話を聞けない」のは僕の課題の一つであり、ついつい反論してしまったり、「それ違くない?」と思ってしまって、一切話を聞かなくなることもしばしばあります。(←最低ですね)
また、松下氏は自身の成功した理由について「誰の言うことでも一応は素直に聞いてきたこと」を挙げています。つまり、素直に聞かずにシャットダウンしてしまうと、せっかく良い情報を提供してくれても聞き逃してしまったり、聞いていないなと思われてしまったら、次に話す機会が無くなってしまう場合もあるということです。
逆に、松下氏は素直に聞き入れることで、話し手に「ああ松下さん、僕の言うことを聞いてくれた。これからもあの人のことを応援しよう」と思ってもらうことを意識していたそうです。

・「知識はただの道具である。知識の奴隷になってはならない。知識の“主人公”になる。縦横無尽に知識を使いこなす。」
→本を沢山読んでいると沢山の知識が蓄積されていくので、人前で「知識マウンティング」をしてしまうこともしばしば。(←またまた最低ですね(笑))
また、本に書いてあったことにとらわれすぎないように、「知識をどの場面でどう使うか?」をイメージして、知識のイニシアチブを常に自分自身の手中に収める感覚を大切にしたいと思います。
・「何もかも自分の思う通りになるなどと考えないこと。辛抱、苦労があって当然と割り切ってやる。いずれはその苦労は、生きがいになる。」
→これは一番刺さりました。松下氏は、面倒なことやつまらないことに当たった時に、「欲しいものを買えば必ずお金を支払わないといけないのと一緒」というの感覚で、「何かを実現するための代償(その対価として目標達成がある)」と捉えて、取り組んでいるそうです。
私はかなりの面倒くさがり屋で、面倒なことは投げやりにしがちで、何回かミスをしてしまっているので、この教えは非常に響きました。
・「相手が感動する手紙を書いているか。通りいっぺんの手紙になっていないか。違いが出ることを忘れずに。そこから人間同士の関係が始まるのだから。」
→松下氏は手紙やメールに非常にこだわっていたそうです。それは「手紙一つで、この人は普通の人とは違うな」と思っていただき、違いを生みだしたかったからだそう。社内や社外を含め、いろんな方とやり取りをする中で、この人のメールは素敵だなというものに出会うことがあります。そのようなメールのエッセンスを積極的に取り入れて、自分の武器にしていきたいと強く感じました。

4.これからの僕のアクション

・この二つをとにかく毎日意識すること。
「⑴面倒なことにこそ価値がある、今は面倒くさいことかもしれないが、目標達成に必要な対価でもある」
「⑵バイアスをかけずに人の話を素直に聞き入れること」

自分の悪い癖を克服する意味でもこの二つをとにかく意識していきます。
・今使っているメールボックスに「感動メールBOX」を作成して、そこに良いなと思ったメールを格納する(良いなと思った部分は赤字にする)。そうすることで、エッセンスを抽出し、自分の武器にする。ちなみに先ほど、早速作成済み。

5.さいごに

冒頭でご紹介した通り、『Library』ということで、こちらでご紹介した本は無料でレンタルいたします(無料配達も承っております)。

お貸しする本の文中には、大量のマーカーとメモが記されています。
そんな世界に1つしかない本を通じて、希少性の高い気づきを与えられることでしょう。

レンタルをご希望の方は、Facebookなどで個別にメッセージもしくはコメント欄にご記入ください。
※Facebook:「Naoto Katsukura」で検索でトップヒットします。

また、大変好評をいただいており、現在予約を合わせ10冊のレンタルをさせていただいております。
人気の本は予約待ちとなってしまうので、お早めにお願いします!

この活動はまだまだちっぽけな僕なりの社会貢献活動の1つです。

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