愛すべきイントロダクション。
曲を聴く時は
サビを聴いてから全体を聴く。
そして、イントロはいらないという。
テレビの中の人はそんな事を言っていた。
世の中の流行りが多すぎる。
情報が多すぎる。
でも、全て知っていたい。
口コミで良い評価の多いものはチェック。
それを基に自分はどう思うか判断する。
効率的が悪いわけじゃない。
いろいろな考えの人がいて、いいと思う。
高校の学祭で盛り上がったバンド合戦。
その時のブームだったこともあり
出場したいバンドが多すぎて
予選もあったぐらいだ。
とはいえ、ただの体育館での演奏。
予選を勝ち抜いた友人の演奏も
とうとう最後の曲になった。
ギターのイントロが始まった。
地底からゴオォォォーっと渦が上がる様な
人の気が湧き上がるというか
体育館にいる全員が一体化した
不思議な感覚になった。
ミス・ブランニュー・デイ
(MISS BRAND-NEW DAY)
サザンオールスターズの曲だ。
イントロで全てを理解したというか
他人と自分、その辺りの全ての空間が
溶けるというか。
始めての体感だった。
イントロダクション。
全くいらない人もいれば
最初の1音だけで心が震える人もいる。
私は今までもこれからも
曲はイントロから聴く派だ。
イントロダクション、バンザイ!!