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8文字の武器。

教わるのではなく盗むこと
謙虚に学ぶ姿勢は大切だが、教えられたことだけをやっていては成長しない。師の仕事を観察し、その技術を盗んでこそ成長に役立てられる。

「学ぶ」の語源は「真似ぶ」である。良き行動を盗み取り、真似すること。そして、自分の力量に転化していく努力を怠らないことだ。

帝王学のひとこと

昔々のお話。社会人一年生。
手を洗うと水がまだ肌を弾いていた頃のお話。

上司から頼まれて営業部へ行った時の事。
担当の方は電話中だったので終わるのを待っていた。

「〜はい、かしこまりました。それから…」

(『かしこまりました』って、サラッと言えるの
カッコいい!)

『かしこまりました』や『承知いたしました』など、
自分の部署では聞かないコトバに衝撃を受けていた。
(どんな部署だw)

やはり、電話対応はこうでなくっちゃ。
それからというもの、営業部へ行く用事を増やして
今日からでも真似できる言葉遣いを、勝手に学んでいた。

言ったことのないコトバは、口の筋肉が慣れていないので、なかなか上手く言えなかった。
すぐに実践していたものの「かしこまった」と
言ってしまった時は焦った。

たった8文字、されど8文字。
その後めでたく「かしこまりました」を手に入れた。
噛まずに言える様に、使える様になっていた。
そして営業部への自主練も終わった。

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