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20字で小説を書く-8。

冬のアメは甘さを優しさと暖かさに変える。


学校帰りのバスを待っていた。
雪がちらついてきた。
どうりで寒いはずだ。

ポケットのアメを口に入れる。
甘さで少しだけ暖かくなった気がした。
暖かくなった気がすると
少しだけ優しくなった気がした。

次の雪の日には好きな人にアメをあげよう。
魔法がかかるといいな。




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