出身星。
「しょうがないよ。出身星が違うんだから。」
上司との会話がどう考えてもかみ合わないとつぶやいた私に、友人が言ってくれた一言。
あの頃と変わらなたい発想の彼女に助けられた。
お待たせいたしました、と前菜が運ばれてきた。
「なるほどねぇ…。
星が違えば、当たり前もルールも価値観も違ってくるよね。じゃ、しょうがないか。笑」
友人との久しぶりの食事は、精神的にもステキなご馳走になった。
私は高校時代、こうして何度も友人に、友人達に助けられていた。
同じことを他の人が言っても多分響かない。
あの時代を一緒に過ごしてきた意味はそれほど深いのだ。
今更の様に不思議なご縁に、こっそり感謝した。