【教育】新指導要領 英語の学習評価どう変わる? (ゲームで考えた) #2
こんにちは、ナカちゃんです。
今日は、前回の続き
前回は、評価がどんなふうに変わるのかについて、説明しましたが、
今回は、「何でもゲームに例えて楽しんでしまう」ワディさんに習って、
評価評定を「ゲーム」に見立ててしまおう!!にチャレンジしてみました。
さて。
評価と評定ってどう違うの?そもそも、何だそれ? という方のために。
◯学習評価とは、各教科における成果や課題を明らかにするもの。⇒ 授業の理解をフィードバックさせるもの
◯評定とは、教科で学習する内容全体を見渡した学習状況を把握できるもの。
なんだそうで。
詳しくは、これを読んでみてくださいね。
でも、言葉遣いも難しくて、中学生や親御さんにはとてもわかりにくい。
そこで、ゲームに置き換えて考えてみました。
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『English Quest』というRPGゲームがあります。
あなたは、今まではゲーム実況を見て「やってみた感」に浸ってきましたが、今日からは、嫌でもプレイヤーとして、ゲームの中に入らなければいけません。
そこでは、
①知識・技能(基礎的なアイテム)
②思考・判断・表現(より強力だが、使うのが難しいアイテム)
を使って、罠にハマらないようにしながら、敵と戦っていかなければなりません。
各ステージごとに、能力が上がっていきますが、どれくらいの能力になったかが、能力別にA,B,Cで判定されます。それは、自分の戦闘能力を「ちゃんと把握するため」のスコアでもあります。
ステージが上がっていくごとに、敵は強くなります。強い敵を倒すためには、他のプレイヤーと協力して戦うことも必要です。みんなと協力するステージでは、ちゃんと協力できると、自分の戦闘能力も上がりますが、協力できなければ、戦闘能力が下がってしまいます。
そして、最も大切なのは、「ゲームを諦めないこと」です。
これが3つ目のスコア
③「ライフポイント」(自分から敵に立ち向かえるかどうかポイント)
例えば、強い敵がやってきた!ときに
逃げる / 戦う
どちらを選ぶかが重要です。
逃げる を選んでしまうと、これまでゲットしたアイテムも、戦闘能力のスコアも、すべて取り上げられて、ゲームオーバになってしまうことがあります。
なので、とりあえず、最後まで戦いましょう。
最後まで戦い抜くと、自分の戦闘能力をあげるためにがんばったことが認められ、ライフポイントがアップします。
各ステージの最後には、ステージアップのためのテストがあります。そいつと戦って、戦闘能力のスコアも上げていきましょう。
各ステージをクリアしていくと、1年の最後に、ゲームをコンプリートできます。
その時の総合スコアが、評定です。
ゲームが終わった時のスコアで、プレイヤーのランキングがでるやつです。
①アイテムの数 ②戦闘能力 ③諦めないライフポイント の合計で、
最終スコアが決まります。
そのときに、ライフポイントがつくこともあるかもしれませんが、
残念ながら、「他のプレイヤーに親切だった」
「あなたに助けてもらったわ」とかいうことよりも、
「自分のスコアアップのために、自分がどれだけがんばったかを
アピールすること」のほうが、ポイントが高いようです。
このゲームをクリアするために、大事なことは 3つ。
① 今のステージでは、何のアイテムをゲットしているのかを把握する。
② ゲットしたアイテムを戦いで実際に使ってみる。
③ 毎回のプレー内容は、すべて記録されている!毎回のプレーを大切にしろ。
さあ、この4月から、新しいゲームが始まります。
「なんだかよくわからないけど、楽しそう」と思ってくれたら嬉しいです。
次回 #3では、「English Quest」を創る立場の先生方、教える方向けに
「どんな仕掛けを作るか?」について書いてみたいと思います。
⇒ 次回へ続く!!
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