day74 自己否定感ごと肯定してみる。
昨日のおつかれ感が抜けないまま、朝を迎えた今日。耳に閉塞感を感じ、これはちょっと浄化が必要と思ったので神社と温泉に行くことにした。
神様に手を合わせ、御神木たちからエネルギーを分けていただく。
その後、大好きな温泉『美人の湯』に浸かって、いつもの元気を取り戻した。
さて。
わたしも、昨日の友人もそうなのだけれど、HSPの人は往々にして自己肯定感が低い。
というより、自己否定感が強すぎる。
明るく元気に[振る舞う]ことはできるが、それは誰かのための演技でしかなく、基本は根暗だし、誰も自分のことなんて別に、とデフォで思っている。
引き寄せの法則を学ぶとどうしても、明るく元気にポジティブに!振る舞う必要があるように感じてしまいがちだ。
この元来のネガティブな性格がいけないんだと思い、変えようと努力してしまう。
もちろん、元々ネガティブなのだから、変えられるのはほんの一時的なことで、無理が生じるから余計に苦しくもなる。そうして、わたしに引き寄せは無理なんだ、と諦めてしまう。
ひと通り、その道を歩いてきた人間として思うのは、大切なことはポジティブになることではなくて、自分の状態をそのまま受け容れてあげることだ。
世間の悪いところ?は、ポジティブは良くてネガティブは悪い、という二元論で成り立っていることだろう。
そして多くのHSPさんもきっとこの二元論に基づき、ネガティブな自分は駄目なのだと決めつけて生きている気がする。
かつてのわたしがそうだったように。
以前は駄目なポイントを集めることが趣味かの如く、あれが駄目、これが駄目と数えまくっていた。
そして、そんな自分は最低でポンコツな人間で、許しがたいとさえ思っていた。
駄目なところを克服しようと頑張っては、病気になって倒れる。そして、そんな自分をまた駄目な人間だと責める。
そんな負のスパイラルを繰り返してきた。
乗り越えてきた最初のポイントは、許しがたい自分を許すこと。
今思えば、まずは許しがたい[他人]を許すことから始めた気がする。
誰かを許せなくて責めると、それはいずれ自分を縛る縄になって返ってくる。他人を許すことは、自分を許すこととイコールなのだ。
とはいえ、最初はそんなことすらできなかった。でも、他人も自分も許せない自分さえも許す、ということを繰り返すことで、だんだんいろいろなことを許せるようになっていった。
ネガティブな自分を許すこと。
どう頑張ってもポジティブさんになれそうにないなら、ネガティブな自分を認めてあげるしかない。そして、ネガティブな自分を認められない自分さえも、許せばいい。
ネガティブ人間が無理してポジティぶってしまうと、そこに生まれるのは不協和音だ。いわゆる波動としては、とても低い。
思えば相方さんは、最初から自他ともに認める根暗なネガティブ人間で、それを肯定して生きている。だからエネルギー的に見ると波動は低くない(恐らく高くもないけど。笑)。
自己否定感の強すぎる人はまず最初に、そんな自分をそのまんま肯定してみることから始めてみると良いだろう。
自分のことを嫌いな自分が愛おしい。
という謎な構図[ネガティブ自己肯定]が生まれるのだけれど、わたしにはなんとなく、この感覚がしっくりくるのだ。
別に無理して自分を好きでいなくても大丈夫だと思うし、少なくともわたしは確信している。
そしていずれは自分を愛おしく感じる日が必ず来るのだと伝えたい。
だって、生きているって自分への愛だから。
今日も生きててくれてありがとう、わたし。
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