大好きなパリの公園。
いつか使おうと思っていた絵葉書の中からこんな絵葉書が出てきました。
リュクサンブール公演の中のカフェというか「茶屋」といったような風情の小さなお店。
冬は人が少なくて、でも寒い中暖を取るにはピッタリの場所にあって、ここで何回もショコラ・ショー(ホット・チョコレート)を飲みました。
今の時期ならこの絵ハガキのように外が気持ちいいのですが。
でもこんなに整然と並んでいなかったような気も…。
リュクサンブール公園はいつも滞在する界隈でもあって、例えば最終日、空港までの車まで少し時間があったら最後の散策に選ぶ、そんな場所です。
リュクサンブール美術館も面白い企画展をやっていること良くあります。現在は『マン・レイとモード』を開催中、COVID19で会期が延長になっていて、来年までなので、どうにか…と行きたい気持ちもむくむくします。
マン・レイは女性の背中をヴァイオリンにみたてた写真が一番有名なのではないかと思いますが、モードもバレエ、演劇の人達も沢山撮っています。それらがもっと互いの距離が近かった時代ですね。
リュクサンブール公園では今頃から夏にかけては園内にあるフランス上院の議事堂、リュクサンブール宮殿を背景として野外劇や野外オペラが上演されることもあります。
一度だけその機会に恵まれましたが、アプローチの足元には等間隔にならんだ蝋燭を使ったランタン、そして美しい照明に浮かび上がる宮殿をバックにした野外オペラは幸せに満ちたものでした。
観客席の自由な雰囲気も相まって何ともリラックスした、でもなかなかクオリティの高い公演を楽しみました。
この公園の近くにいくつかあった書店は今ではあまり残っていないのが残念ですが、沢山の思い出があります。
次行かれるのはいつになるでしょう。
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