パッパーノ指揮ロンドン響(9/26サントリー)。メインのサン=サーンス「オルガン付き」は、音色が溶け合うというよりお互いを際立たせる明晰さにオケの個性を感じた。オルガンのリチャード・ゴーワーズの重低音は全体を包む力があり、地上の出来事を示すオケに対する超越的な世界を感じさせた。

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