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ロイヤル・オペラ「リゴレット」(6/25神奈川県民ホール、パッパーノ指揮、ミアーズ演出)は音楽の充実のみならず、視覚面すべてにおいて演劇の国イギリスの底力を発揮する名舞台。話題の初来日シエラは間違いなく旬のスター。可憐でしなやかな声と演技で、ジルダの献身的な愛が痛いほど伝わった。

3か月前

本日の一曲 vol.13 ラフマニノフ 交響曲第2番第3楽章(ピアノ協奏曲第5番?) (Rachmaninov; Symphony No.2 3rd mvt, 1907 cf. Piano Concerto No.5?)

「有害な男らしさ」が生んだ悲劇〜英国ロイヤル・オペラ・ハウス『リゴレット』

プッチーニ作曲 「修道女アンジェリカ」

2年前

パッパーノ指揮ロンドン響(9/26サントリー)。メインのサン=サーンス「オルガン付き」は、音色が溶け合うというよりお互いを際立たせる明晰さにオケの個性を感じた。オルガンのリチャード・ゴーワーズの重低音は全体を包む力があり、地上の出来事を示すオケに対する超越的な世界を感じさせた。