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#9📙 できない理由を探さず、できる理由を考えようぜ!
みなさん、おはようございます!
年間100冊本を読む人、なおきです。
本日もこれまで読んだ本についての思い、感想を書いていきます!
#9は、植松努さんの著書『空想教室』です。今の私にかなり刺さる「モチベーション本」であるのと、人を魅了する能力は「知識」や「肩書」ではなく、「思い」であることに気付かされる一冊です。
また、本だけではなく植松さんがご登壇された「TEDx」のスピーチも感動するので是非!
思いは招く
これは著者が中学生のときにお母様から教えてもらった言葉です。
著者は「ロケットを作ること」を夢に持ちますが、学校の先生や、周りの大人から「無理だ」と否定されてしまいます。そこで著者はこう仮説を立てます。
a.できそうな夢しか見てはいけないのか?→そんなわけないよな。
b.できるかできないかは誰が決めるのか?→自分で決めるんだよな。
c.やったことがない人が「できない」と決めつけるのはなぜなのか?→経験したことがないからだよな。
=今できないことを追いかけるのが、夢じゃない?
そして「できる人」「やったことがある人」へ相談したり、出会う人出会う人に夢をどんどん拡散させた結果、今もなお全力でロケット開発に勤しんでいます。
できない理由を探すのではなく、できる理由を考える
個人的に本書でもっとも好きなフレーズです!
「今できないことを追いかけるのが、夢」と考え行動している中で、多くの人から「どうせ無理」「綺麗事」などと揶揄されてきた著者。きっと、数え切れないくらい自問自答を繰り返したんだと思います。その中でも前を向いて取り組んだことを象徴しているフレーズが、この
できない理由を探すのではなく、できる理由を考える
だと思うのです。
自分ゴト化「クロスボール処理⚽」
これまでの私の意思決定を振り返ったとき、上記フレーズにぴったりな経験をしていたことを思い出しました。
ーここから少し長くなりますが、お付き合いください🙇♂ー
私はサッカーでゴールキーパーをやっていたのですが、「身長が高くないこと」が1つの悩みでした。なので、プレースキルの中では「クロスボール」という相手チームのサイド選手から上げられる高いボールの処理が苦手でした。
※補足※
身長の髙い人は、ある程度ボールの軌道が読めていれば髙い地点でボールをキャッチすることができるのですが、身長が高くなかった私は、ボールの軌道を読み、最高地点で処理をすることが求められていました。
高校1年でのある練習試合のとき、自分が出て処理をするべきクロスボールに対して臆病になり出れず、結局逆サイドのフリーな選手にヘディングでゴールを許してしまいました。その際、DFから「なんで出ないんだよ!?」と詰められ、「無理だよ!!」ととっさに答える私。
・ここでの私の気持ち「出てもうまくできる自信がなかったから、無理だよ。それに、、、」=できない理由を探している。
その試合終了後に、GKの3年生の先輩にこう言われました。
【先輩】お前がいけないのは、クロスボールに出なかった「結果」じゃなくて、出ようとする「準備」をしなかったことだ。
【私】いや、準備ならしてましたよ!中のフィールドプレイヤーの位置も見てましたし、、、。※このときは生意気言ってすみません、先輩。
【先輩】そうか。じゃぁ、なんで出れなかった?
【私】処理できる自信がなかったんで、、、それに、仮に出たとしても、、、(ここでもできない理由を探している)
【先輩】ってことは自信がないだけだ。どうやったら自信がつくと思う?
【私】、、、(おそらく自主練の流れになりそうがけど、このあと皆でボウリングに行く約束がっ)
【先輩】練習するしかないな。試合終わったら、自主練するぞ。
【私】、、、はい。(みんなとのボウリングが、、、泣)
そして先輩は17時に終わった練習試合のあとに、約2時間も自主練に付き合っていただきました。
その後、少しずつ成功体験を重ね、実際の公式戦でも億劫になることなる出られるようになっていきました。
※この先輩は本当に人間的にも達観されていて、今でも尊敬しています🙇♂
長々と書いてしまいましたが、つまり、
【事象】クロスボールに出ることができなかった。
✖ 自信がなかった。処理したときに失敗してたかもしれないし。・・・できない理由探しをしてしまっている。
⭕ 自信をつけるために、まずは練習でしっかり成功体験を踏む。そして練習試合では、失敗してもいいから果敢に挑戦する。・・・できる(ための)理由を考える。
というマインドが大事であること、実は高校1年生で学んでいたことを、改めて気付くことができました。
私のように、「あ、やっぱりこの考え方大事だよね!」と今までの自分と向き合うきっかけを与えてくれる1冊です。是非お手にとって見てください!
次回予告
#9も読んでいただき、ありがとうございます。
次回投稿『#10』でまたお会いしましょう。
それでは皆さん、今日も最高の1日をお送りください。
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