【劣等感】職場や学校でつい他人と比較して抱えてしまう劣等感との上手い付き合い方
どうも、まえだ/才能研究サラリーマンです。
皆さん、こんな考えを抱いたことはありませんか?
・俺はあんなに勉強したのに、何であいつの方がテストの点数が高いんだ
・俺は毎日あんなに練習したのに、何であいつがレギュラーに選ばれるんだ。
・俺はあんなに努力したのに、何であいつの方が上司からの評価が良いんだ。
そう、他人との比較です。
他人との比較はダメ、自分のやりたいことをしっかりやることが大事。
分かってはいても、つい他人と比較してしまうのが我々人間です。私もつい他人と比較してしまうことがあります。
そして、そんな他人との比較から生まれるのが、
「劣等感」
今日は、そんな劣等感と上手く付き合っていく方法について書きたいと思います。
前提:劣等感は皆持っている。
「人は誰でも劣等感を持っている。 劣等感それ自体は病気ではない。」アルフレッド・アドラー
「自信と劣等感とは、矛盾したパワー、エネルギーです。しかし、この両方を、一人の心の中にバランスよく持ち続けていくということは、まんがのみならず、作品をかく人間にとって、とても大切なことだと思うのです。」藤子・F・不二雄
後世に名を残す著名人も、劣等感の存在を認め、その向き合い方を説いています。
まず、前提として劣等感は大なり小なり皆持っていると考えましょう。
しかし、その劣等感を理解せず、うまく付き合わないと、以下の3つの状態をこじらせてしまいます。
①行動しない言い訳を作る
・親がいい大学出てないから、勉強しても自分もいい大学にはどうせいけない。
・家が裕福な家庭じゃないから、自分がやりたいことが出来ない
・上司との相性が悪いから、努力しても良い評価は貰えない。
確かに、生まれながらの環境の違いなどで、簡単に事が運んだり運ばなかったりはあるかもしれません。
だからといって、それを理由に何もしなければ、何も変わらないままになります。
②マウンティングを取る
・あいつよりはいい大学行ってるから、俺は社会的にマシな人間だ。
・あいつの彼女よりも、俺の彼女の方が綺麗だから、俺は幸せだ。
・あいつよりは仕事が出来るから、俺は価値ある人間だ。
所謂、見栄を張っている状態。自分を向上させる努力をしているわけではないため、根本的な解決にならず、マウンティングを取ることで自分に安心感を与えている状態。
③不幸自慢をする
・またテストで悪い点数取っちゃった。私って何やってもダメな人間だよね。
・また上司から怒られた。俺ってダメなやつだよなぁ。
・俺は太ってるから、一生彼女が出来ない。
②の逆のパターン。これも、現状を嘆くだけで、何も根本的な解決にはならず、自分の不幸な側面を周りにアピールすることで、注目を浴びようとする状態。
皆さんの周りにも、このような状態に陥っている人がいるのではないでしょうか。あるいは自分が似たような状態に陥った経験はないでしょうか。
願わくば、こういう状態にはなりたくないもの。
一体どうすれば①〜③の状態にならず、劣等感と上手く付き合うことが出来るのでしょう。
結論:まずは劣等感を「客観的事実」である部分と「自分の思い込み」である部分に分解する。「客観的事実」に関してはそれを受け入れ、「自分の思い込み」に関しては反例から思い込みをなくすことが大切。
劣等感には、「客観的な事実」と「自分の思い込み」が混ざっていることが多いです。
例えば、テストの点数が悪く、どうせ志望校に行けないという劣等感を抱えている場合。
テストの点数が悪い(ここでは分かりやすく、学年で最下位としておきましょう)ことは、「客観的事実」なのでまずはそれを素直に受け入れる。
しかし、どうせ志望校に行けないと考えるのは「自分の思い込み」です。
テストの点数が悪いことをバネにして、努力して志望校に行く人もいれば、いい点数を取ったからといって、慢心して努力を怠った結果、志望校に行けない場合もある。
まずは自分が抱えている劣等感に対して、客観的事実に関しては素直に受け止めます。その上で、自分の思い込みがないか考えてみましょう。
思い込みかもと思う場合は、思い込みを覆す反例がないか調べ、反例があった場合はその人がどうやって乗り超えたか参考にすると何かキッカケが掴めるかも知れません。
まとめ:劣等感は誰でも持っている。劣等感を認め、それをどう改善していくか考えることが大切
私自身もまだまだうまく劣等感と付き合えていないことがあるので、自分で書いたことを実践して、少しでも前向きな人生を送れるように精進したいと思います。
この記事が少しでも誰かが前向きになるきっかけになれば嬉しいです。
ご一読いただきありがとうございます。
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