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Audible34~35冊目聴了

No34    海の見える家 はらだみずき ☆☆☆☆

就職したブラック企業を3ヶ月で退社して、貯蓄もなければ再就職もできないところに、父親が死んだと知らせが入り、父親の住んでいる千葉の館山に向かう。


なかなか爽やかで気持ちの良い小説であった。
あまり書くとネタバレになるので細かい内容は書かないけど、実は自分より数歳若いのにリタイアして館山に永住した友人がいる。(これは私の実話)

なんなく彼が選んだ生き様と年齢は全然違うけど、この小説の主人公がダブって見えてきた。

ある程度の収入が確保できれば、こういう生活も良いのかもしれないな。

これはシリーズの第一段らしいから、続きのシリーズも読んでみたくなっている。

No35  祖父の恋 坂井希久子 ☆☆☆



あるとき母に「おじいちゃんに恋人がいるらしい」と電話で聞いた娘の若菜はそのことを確かめに埼玉県の実家に帰る・・・・

80歳だって恋はするだろう???
ただ小説ではなんともかわいらしい感じがした。

着ている服も靴も今までとは違うものになっていて、おじいちゃんの恋を確信する若菜はおじいちゃんが恋する人に会わせてもらう。

若い頃の恋愛でもなく、昔の保育園の〇〇ちゃんが好きなんだという感覚とも違う「恋」の姿をかわいらしく描いている。

短編なので、ちょっと荒削りな部分もあるんだけど、なんともホッコリする小説だった。

さて、話は変わって、実は先週からロボット掃除機を導入した。

そんなに高くない奴でAmazonのセールに乗じて買ったんだけど、これがすこぶる良い。

吸い込みとモップを同時にしてくれるので、いつも寝室がピカピカだ。

これについては後日Noteに書くけど、今年は本当にいろいろと生活がチェンジする年なのである・・・



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