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【IDEA】感染して学んだこと

今回は心身の「不調」の記事です。私は健康に気を使っている方ですが、それでも年間通じて、問題なく仕事をこなせるとは限りません。以前であれば、ちょっとした咳や鼻水、微熱であれば気にせず働いていましたが、コロナ禍になってから、どうしても対外的な場面は気にします。ましてや、教室で授業をする手前、下手すれば感染源になりますから、多少神経質になっていました。

ところが、去年、気の緩みがあったのか、お盆明け「あれ、喉の調子がおかしいな…」と思ったのが事の始まりです。

油断しました。
しっかり陽性です。

正直、検査しなければ、通常通り職場へ出勤したと思います。症状は軽く、割と元気でしたが、自宅待機を余儀なくされるのは、もどかしさがありました。

【でも、身体は正直】

ところが、身体は24時間ウィルスと格闘しているわけなので、徐々に見た目に変化がありました。
まず、身体を動かさない割には、代謝を上げるので、カロリー消費が普段よりも大きいです。何もしていないのに、体重が1週間で2、3キロ落ちました。加えて、鼻と味覚が効かなくなり、典型的な後遺症が2、3ヶ月ほど続きます。

更に、気分の落ち込みがあります。私は子どもの頃、外傷は沢山してきましたが、精神的なダメージは人生始めてです。これは「健康に自信があり、自分は大丈夫!」という人ほどショックは大きいです。
要するに「回復はしたが、やる気が起きない」という状態です。仕事復帰する前日、これは不味いなと思いました。

【そこで、友人に相談】

そうした不調のコンディションで、果たして通常通り職場に戻れるのか不安に思った私は、たまたま医者をやっている友人に相談しました。
「後遺症なのか、気分が回復しない…いわゆる抑うつ状態なのかもしれない。もう少し仕事を休むべきなのか、迷っている」
すると、友人のアドバイスは意外なものでした。

「お前は普段、健康だから一時的に自信を失っただけだ。焦らず、時間解決と思った方が良い。ごちゃごちゃ考えず、目の前のことをやれ!

傍からすると、乱暴なアドバイスですが、私と彼との関係性があります。それが却って有り難かったです。彼は整形外科の人間ですが、流石だなと思うと同時にハッとさせられました。

【待っていても、やる気スイッチは入らない!】

実際に復帰すると、気分の落ち込みがあるので本調子とはいきません。そこは周囲の人がカバーしてくれます。時間が経つにつれ、段々とコンディションが戻っていくのが分かりました。

少し話がそれますが、「勉強する気が起きない」「運動する気が起きない」といった具合で、「何だかやる気が起きないなぁ…」ということがあります。この掴みどころのない「気」とは一体どこからやってくるのか、これを機に調べてみました。

そもそも、やる気とは大脳基底核にある「淡蒼球」が働き始めることで、活動に繋がります。ここでポイントになるのは、この淡蒼球という部位は、私たちが行動をやり始めると、活動を始めるという性質を持っています。
つまり、「やる気が出たら行動しよう!」ではなく「行動すればやる気が出てくる!」程度に思っていた方が良いです。
「卵が先か、鶏が先か」みたいな話になってしまいますが、私の友人が伝えたかったのは、「職場が原因で休んでいるわけではないから、それ以上休む必要はない。休暇では行動に繋がらないので、淡々と仕事していれば、徐々にやる気が出て回復する」ということです。

淡蒼球は青い部分です。
親指程度の大きさです。
病は気から、気は行動から。

今回は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。これからも、体験を通して自分の考えを記事にするのでよろしくお願いします。

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