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今日の買物#10 これは昔食べたジューCに違いない~塩分チャージの買物

熱い夏に、塩分チャージ
この2~3年、夏になると必ず買うようになったモノがあります。塩分チャージというタブレットです。最近の夏の暑さは尋常ではありません。水分補給が、日常的に必要です。水を飲んで、身体の中の水分の循環を促します。水分の循環の中で、塩分が身体の外に流れ出てしまいます。それを補給しなければならないのですが、この塩分チャージというタブレットがとても手軽で簡単です。塩分だけでなく、カリウム、クエン酸なども入っていて、必要なものがある感じがいいです。味もスポーツドリンク味、レモン味、そして今年から梅味が発売されました。この梅味が、昔ながらの塩分補給感があって、とてもいいです。でも人気で売り切れ続出のようで滅多に店頭では見なくなりました。

これはジューCだ!昔の記憶が蘇る
最初に食べたとき、「これ、なんか懐かしいな」と思いました。見た目も味も子供の頃に食べていたラムネ菓子のちょっと固いタイプに似ています。どこが発売しているのだろうと思って、パッケージを見ると、カバヤ食品と表示があります。「あの、老舗のお菓子会社のカバヤ食品なのか!」と意外な気持ちになります。「カバヤといえば、ジューCだ!遠足のおやつに買っていたな」と思い出します。「あれ、塩分チャージって、ジューCに似ているな」と気づきます。昔の記憶が蘇ります。カバヤ食品さんに確認したわけではないですが、塩分チャージは、ジューCの製造技術を現代に活かして生まれた商品なのではないか、と思います。

技術は資産、資産を使った商品の再設計
ジューCは、粉末ジュースを錠剤のように固めた商品です。商品ブランドは、ジューCと、塩分チャージと別のモノですが、使われている製造技術は、「粉末を固める」ということでたぶん同じなのだと思います。この「粉末を固める」というタブレットの製造技術は、企業が長年持っている資産なのだと思います。この資産を使って、現代に塩分チャージとして、商品を再設計し蘇ったのでしょう(推測ですが)。そして、モノは、ほぼ同じであっても、とてもうまく現代の時流を捉えていると思います。そう、地球温暖化、毎年の猛暑、熱中症予防が生活イシューに、熱中症グッズの好調な販売状況、といった時流です。この時流にのっているところも、「おみごと!」と思います。

自分の中に空想ストーリーができると買いたくなる
以上は、実は、自分の中に出来上がった空想ストーリーです。ジューCと塩分チャージが繋がっているかどうかを確かめたわけではありません。でも、こんな空想をするとちょっと買物が楽しくなります。はじめは水だけでなく、塩分も補給しなくちゃと思って、必要だから買っていた塩分チャージでした。でも空想ストーリーができると、企業の裏話みたいなことを楽しみながら買っている部分もちょっとあるようです。このストーリー、ほんとかどうか確かめてみたいですが。

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