AIがもたらす週4日勤務の可能性【調査レポートより抜粋】
こんにちは、田原です。
数年前まで無気力な中卒フリーターで、アニメ&ゲームが世界の中心だった僕ですが、EAに出会ったことで金持ち世界に突入しました。
今は、いろんな案件を検証しながら月230〜300万くらいの利益が出てるので、経済的にはかなり余裕になりました。(上を見たらキリないけどねw)
まぁ、こうやって自由にやれてるのも、当時の僕が「投資」「自分で稼ぐ」という一歩を踏み出したのが全てなんですよね。
詳しくはこっちで書いてます、どうぞ↓
ということで、本題に入ります。
今回は、、
AIがもたらす週4日勤務の可能性
というテーマについて書いていきます。
イギリスの独立研究機関Autonomyが、2023年11月に「GPT-4(day week): Great Britain edition」というレポートを発表したので、それに関してまとめていきます。
AI関連のニュースは多いですが、枝葉のAIツール系の情報だけじゃなく、研究レポートなどからも未来予測をしときましょう。
さて、AIと仕事の未来について考えるとき、多くの人は不安や恐怖を感じるでしょう。
例えば、
・AIが人間の仕事を奪ってしまうのではないか?
・AIに対抗できるスキルや知識がないのでは?
という心配があるからです。
しかし、AIは必ずしも人間の敵ではありません。AIがもたらす生産性の向上を正しく分配すれば、人間にとってもメリットがあります。
その一つが、働く時間の短縮です。
イギリスの独立研究機関Autonomyのレポートでは、AIの最新技術の一つであるLarge Language Models(LLM)が、イギリスの労働市場にどのような影響を与えるかを分析しています。
LLMとは、大量のテキストデータを学習して、自然言語を生成したり理解したりするAIのことです。GPT-3やGPT-4などが有名ですね。
Autonomyのレポートでは、AIと仕事の未来について、人間の仕事を奪うだけではなく、人間の仕事を効率化し、人間の生活を豊かにすることもできるという視点を提供してくれます。
ということで、今回はこのレポートを中心にまとめていこうと思います。
LLMがもたらす生産性の向上
レポートでは、LLMの導入によって、イギリスの労働生産性が10年間で年平均1.5%ずつ向上すると予測されます。これは、過去10年間の平均成長率の約2倍に相当します。
LLMは、さまざまな業種や職種において、人間の仕事を補助したり代替したりすることができます。
例えば、文章の作成や翻訳、データの分析や可視化、音声や画像の処理などです。
LLMは、人間が行うルーチン的な作業や繰り返し的な作業を高速かつ正確に行うことができますし、人間が行えないような複雑な作業や創造的な作業も行うことができます。これによって、人間の仕事の質や効率が向上します。
図1は、LLMの導入による生産性の向上のシミュレーションの一例であり、LLMが2023年から2033年までにイギリスの全産業に普及すると仮定しています。
このシミュレーションでは、LLMの導入によって、イギリスのGDPは2033年に約1.5兆ポンド(約240兆円)増加すると見積もられており、これは2023年のGDPの約40%に相当します。
LLMがもたらす労働時間の短縮
レポートでは、LLMの導入による生産性の向上を、労働時間の短縮に反映させると、2033年にはイギリスの労働者の28%(約880万人)が週4日(32時間)勤務に移行できると予測しています。
さらに、労働者の88%(約2790万人)が、少なくとも週10%(4時間)の労働時間の短縮を実現できるようです。
これは、現在のイギリスの平均労働時間である週37.5時間から、週33.8時間に減らすことができることを意味します。すごくね?
労働時間の短縮が可能な地域や職種は、LLMの影響度によって異なっており、AutonomyのレポートではLLMの影響度を、各地域や職種の労働者が行う作業の種類や量に基づいて、高い、中程度、低いの3段階に分類しています。
LLMの影響度が高い地域や職種は、LLMが人間の仕事を大幅に補助したり代替することができるということです。逆に、LLMの影響度が低い地域や職種は、LLMが人間の仕事にあまり影響を与えないことになります。
図2は、LLMの影響度と労働時間の短縮の関係を示したものです。
この図では、イギリスの各地域の労働者の割合と、週4日勤務に移行できる労働者の割合を比較しています。この図からわかるように、LLMの影響度が高い地域では、週4日勤務に移行できる労働者の割合も高くなります。
特に、ロンドンや南東部の都市部では、高い割合の労働者が週4日勤務になれる可能性があります。これは、これらの地域では、LLMが得意とする作業が多く含まれる職種が多いからです。
一方、LLMの影響度が低い地域では、週4日勤務に移行できる労働者の割合も低くなります。
特に、北部や西部の農村部では、低い割合の労働者しか週4日勤務になれない可能性があります。これは、これらの地域では、LLMが苦手とする作業が多く含まれる職種が多いからです。
物理的な作業や人間的な交流が多く含まれる農業や製造業、建設業などはLLMの苦手分野となります。
労働時間の短縮が可能な職種についても、同様の傾向が見られます。
図3は、イギリスの各職種の労働者の割合と、週4日勤務に移行できる労働者の割合を比較したものです。
この図からわかるように、LLMの影響度が高い職種では、週4日勤務に移行できる労働者の割合も高くなります。
特に、情報通信業や専門的・科学的・技術的サービス業などでは、高い割合の労働者が週4日勤務になれる可能性があり、逆にLLMの影響度が低い職種では、週4日勤務に移行できる労働者の割合も低くなります。
特に、農業や製造業、建設業などでは、低い割合の労働者しか週4日勤務になれない可能性があります。
LLMがもたらす生活の豊かさ
レポートでは、LLMの導入による労働時間の短縮が、人間の生活にどのようなメリットをもたらすかについても考察しています。
その中で、労働時間の短縮が以下のような効果をもたらすと主張しています。
これらの効果は、人間の生活の質や社会の持続可能性を高めることにつながるため、「労働時間の短縮はイギリスの経済や社会にとってポジティブなインパクトをもたらす」と結論づけています。
LLMがもたらす週4日勤務の実現
Autonomyのレポートは、LLMの導入による労働時間の短縮が人間にとってメリットがあることを示しています。
しかし、これはあくまで一つのシナリオであり、実現するためには政策や規制、労使交渉など、さまざまな課題があります。
そのため、Autonomyのレポートでは以下のような提言をしています。
LLMの導入に伴う労働市場の変化に対応するために、教育や訓練、再就職支援などの施策を強化すること。
LLMの導入による生産性の向上を、労働者に還元するために、最低賃金や最低生活保障などの制度を改善すること。
LLMの導入による労働時間の短縮を、労働者の選択肢として提供するために、週4日勤務やフレックスタイムなどの柔軟な働き方を促進すること。
LLMの導入による労働時間の短縮を、社会全体の利益として評価するために、健康や幸福、環境などの指標を重視すること。
これらの提言は、AIと仕事の未来について、人間の仕事を奪うだけではなく、人間の仕事を効率化し、人間の生活を豊かにすることもできるという視点を与えてくれるものです。
もちろん、これはあくまで一つのシナリオであり、実現するためには、政策や規制、労使交渉など、さまざまな課題があります。
しかし、AIの可能性を正しく活用すれば、働き方や暮らし方を変革するチャンスがあることは間違いありません。
かなり現実的なデータと考察なので、これを読めばあなたの仕事が今すぐに取り替えられるわけではないと気づくはずです。
でも、未来を考えたとき、、
『本当の意味でAGIが開発されたとしたら?』
今と同じ仕事をずっとしてて大丈夫でしょうか?何かしらの準備を今からしておくべきだと僕は思いますよ。
まぁ、僕は投資で稼いでるのでAIが入ってきたらAIが組み込まれた案件に金をぶっ込むだけです。それで儲かります。
副業でも、投資でもいいですが、何かしら本業以外の収入を見つけるべき時期が来てますね。今動かないと後で後悔しますよ。
ちなみに、先月の頭から投資を始めた20代会社員の人は、初月から20万円以上稼いでます。行動速度の違いは収入の差になるわけです。
ってことで、楽しい投資ライフを!
では。
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