【育児】磯野カツオ天才児説
こんにちは、もももと申します。
久しぶりに書いた育児記事が、こんな謎タイトルですみません(;'∀')
今日は少し前に夫と話していて、「確かにね!」と思ったことについて、書きたいと思います(*^^*)
突然ですが、みなさん「サザエさん」に出てくる磯野カツオくんについて、どのようなイメージを持たれていますか?
さすがに日本を代表する国民的アニメなので知らない方は少ないと思いますが・・・一応知らない方のために(;'∀')
こちらですね、真ん中の坊主頭の小学生の男の子がカツオくんです。
アニメの中ではよく悪戯やお調子者発言をして、お父さんの波平さんや、お姉さんのサザエさんに叱られているイメージが強いですかね(^^;)
そんな磯野カツオくんについてですが、ある日夫が言いました。
「・・・カツオって天才だよね( ˙-˙ )」
ええと、突然何を・・・?(;'∀')
普段考えたことも無いようなことを突然言い出した夫ですが、なんだか面白そうなので理由を聞いてみることに。
「カツオってさ、アニメの中じゃ出来の悪いやつみたいな扱いされてるけど、小学生であそこまで頭が回るって実はかなりすごいよね?」
・・・なるほど、そういうことか。
というわけで、カツオくんの天才エピソードをググってみました(´艸`)
上記サイトから内容を抜粋させて頂きます(*^^*)
【カツオの天才すぎるエピソード】
①ケーキを正確に7等分できる?
カツオはケーキやバームクーヘンなどを正確に7等分できるとして話題になったことがあります。
磯野家は7人家族だから慣れているだけだとカツオは言いますが、どのようにして7等分しているのかは他人には絶対見せずにいました。
そしてある日、カツオが7等分している様子をサザエがこっそり覗いてみると、なんと8等分にしてから余った一切れを食べていただけだったのです!
②授業参観の対策
授業参観の前日、カツオは先生に提案をします。
授業参観の日は誰もが親に頑張っているアピールをしたいものですが、問題の回答がわからなければ手を上げられません。
そこで、答えが分かる人は左手、わからない人は右手を上げ、先生が左手を上げている人だけを指せばいいと提案。
そうすれば全員が積極的に手を上げて親にアピールをできるというわけですね。もちろんこの提案は却下されてしまいましたが、さすがの発想です。
人によっては、「こんなの天才などではなく、ただ狡賢いだけじゃないか!」と思われるかもしれませんね( ;゚³゚)
でも、私は夫の話を聞いて「なるほど、確かになぁ」と思いました。
サザエさんが漫画として発表された期間は昭和21年から昭和49年(※Wikipedia調べ)のちょうど高度経済成長期にかかる時代。
飛躍的に日本の経済規模が拡大し、いわゆる企業戦士であることが善しとされていた時代背景のなかで生まれた漫画です。
労働力として企業で働くためには、全員で同じ方を向き、ルールを順守し、会社のためにひたむきに働くことを美徳とする価値観が求められます。
当然学校教育でも、ゆくゆくは企業戦士として働く人材を育てるために、集団でルールを守り、親や先生の言うことをきちんと聞き、まじめに努力をすることが美徳とされた時代だと思います。
そのような価値観の中では、カツオくんという存在はルールを逸脱し、集団の輪を乱す「悪い子」という扱いになってしまうのかもしれません。
実際にアニメの中でも、お父さんである波平さんは「けしからん!」「バカもん!」とよくカツオくんのことを叱っています。
でもよく考えると、カツオくんの行動は一見狡賢いだけのように見えて、実は自分の目標(希望)に向かって、自分なりに方法を考えて、行動や提案を自発的に行うことが出来ている。
これって、とても凄いことなのではないかなと思いました(´-ω-`)
以前の記事『【育児】そこに理由はありますか』にも書かせて頂きましたが、これから先の未来の日本で戦う人間に必要なスキルとは何か。
人口が減少し経済規模は縮小、さらに省人化が進んでいく未来で、生き残ることができる人材とはどのような人間なのか。
自分で新たな道や方法を考えて、積極的に行動を起こすことが出来る人間。私は、まさにカツオくんのような子どもではないかと思っています。
ただ残念ながら、現在でも学校にカツオくんのような子どもがいたら、恐らく「凄いね!」と褒められるよりは、まだまだ叱られることの方が多いのではないかなと思います(^^;)
そういった点でも、学校教育はバブル時代の企業戦士を生む前提の教育から、未だに脱却できていないのではないかなぁと思っていたりして:( ;´꒳`;):
*「凄いね!」と褒めてくれる先生がもしいらっしゃったらすみません💦
少なくとも夫や私にとってカツオくんは決して「悪い子」ではないし、むしろ息子にはカツオくんのように頭の回転が速く、機転が利く人間になってほしいなぁと心から思っています。
出来れば、お勉強ができる「頭がいい子」ではなく、自分の描く目標や希望を自分で現実に変えることができる「賢い子」を目指して欲しいです。
というわけで、目指すは磯野カツオです(´艸`)
「カツオって駄目な子だよね」ではなく、「カツオって天才だよね」と言ってくれる夫が息子の父親で本当に良かったなぁと、久々に心から思えた会話でしたのでご紹介させて頂きました(*^^*)
普段は致命的に価値観が異なる夫ですが、こういったものの見方はいいなと思っています(´艸`)
この視点を大切にして、「息子だからできること」がたくさん生まれるようなかかわり方を、日頃から意識していきたいなと思います。
つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)
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