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柊 南天
2021年9月8日 20:00
私は母ひとり子ひとりの母子家庭で育った。父親には一度も会ったことがないので顔も知らない。そのことを不幸だと思ったことはなくて、居ないものをねだるような子供ではなかった(そんな頃から冷ややかな性格だったのかもしれない)。母と私は親子であって親友でもあって、私が大人になるにつれて少し頼りない母は時々、妹のような存在でもあった。子供の頃は母方の祖父母と4人暮らしで、祖父は父親代わりをしてくれていた
2021年8月12日 18:02
2021年8月12日昨年9月に逝去した実母の初盆法要だったので仕事は今日から盆休みを取っている。前日から祭壇の準備をしていたのだが回転灯の組み立て書がその役割を全く果たしていないことが何だか可笑しくて、独り言を言いながら2対の回転灯を組み立てた。今回初めて盆提灯の回転灯を購入したのだけれど、電球の熱を利用して円状のフィルムが回転すると言う仕組みになっていて小学校の頃の理科の授業を思い出した。
2021年5月17日 16:40
昨年9月。実母の葬儀の折、祭壇に供えた胡蝶蘭は自宅で大事に世話をした甲斐あって全ての花が散ったのは今年に入ってからなので随分長く一緒に過ごした。愛着もあって花が過ぎてからも粗末に扱う気になれず、その後の管理方法をネットで調べて教えを乞う。ググると大抵の困り事は解決するから便利な世の中だ。胡蝶蘭のプロの教え通りに枝の処理をしてみたが『…と言う管理をすると芽が出ることもあります』と言う書き方
2021年4月19日 19:48
今朝方、夢を見た。これまで見ることがなかったのに、昨年亡くなった母が夢に出てきた。母は楽しそうに留め袖の話をしていて、私はその話に相槌を打ちながら聞いていると言う夢。目が覚めてからも母の楽し気な声の余韻が残っていた。今日は母の誕生日なのだ。ケーキが食べたくて夢にでてきたのだろうか。ちょっと母らしい。だからと言う訳ではないけれど、例年通り母にケーキを買って帰った。昨年の誕生日に古希