「あやうく一生懸命生きるところだった」の内容と感想は?【ハ・ワン】
「あやうく一生懸命生きるところだった」の内容
あと2か月で40歳に差し掛かるという年齢で会社を辞めて、今までと全く違った「頑張らない生き方」をすることに決めたという著者のハ・ワン。
競争社会と言われる韓国で、「一生懸命」をやめるのは不安があった。
それでも、ハ・ワンが選んだ頑張らない生き方とは一体どういうものだろうか。
「頑張らない生き方=ダメ」と思われがちだが、本書を読んでいくと、著者が言いたいのそういうことではないのが分かる。
かといって、夢を追って、夢なくして生きる価値もない。
といったことを言いたいのではありません。
一度、自分の今持っている価値観に対して疑問を持ち、捉え方を変えてみるのはどうだろう。
本書はそんなメッセージが、ハ・ワンなりの言葉でまとめられている。
「あやうく一生懸命生きるところだった」の感想
仕事に対して完璧主義を追求しすぎて休職中にこの本に出会いました。
この本を読んで気持ちが少し楽になりました。
社会の軸である40歳~50歳ぐらいの方なら、なんとなく自分の経験から培っていける「物事の捉え方」をまとめたような内容に感じてしまう方もいるかもしれませんが、私にとっては心に響きました。
休むことが一番の健康だからゆっくり休んでくれと言われましたが、落ち着かない気持ちや、自分が休んでいる間にも誰かが仕事をしてるんだ。
休職してていいのか?と感じ落ち着かない日々を過ごしていました。
この著書には、「何もしないのは究極の贅沢」、「やる気がなくても働ける」など、自分の中にある仕事に対しての姿勢・捉え方等について一度自分の中で考え直す機会をもらえたと感じております。
深く考えすぎる必要はないし、どう頑張って生きても自分ではどうしようもない部分があるということ、多くの捉え方を知り、少し気持ちが楽になりました。
下手に自己啓発本を読んで奮発する気持ちを生み出すのではなく、「捉え方・考え方」を変えてみませんか?というような内容であり、とても読みやすいおすすめの一冊です。
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