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詩:家族中毒

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だいぶ前に書いた詩を1つにまとめたもの。ちょっと恥ずかしい。
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2014年10月の記事一覧

家族中毒:氷と炎

悲しみ労わる 凄惨なる 炎。
怒り憎む 鋭利なる 氷。

あらゆる感情は風雨で荒れるが、
心は色を失って乾いていた。

まばゆい花々が君を包み込み、
美麗なる祭壇が輝きを放ち、
モノクロームの心に、
光を与えようとしている。

 だが

炎と氷が渦巻き、
台風のように吹き荒れる感情は、
二日間じゃ収まりがつきそうにない。
 
台風の目には  君が居る。
          
    目の前に居るの

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家族中毒:本心は躊躇の裏側

十割を越えた力に
内にある 触れてはいけないものが

爆ぜた。

 汗にまみれる。
  涙を飲む。
   精一杯 
    血を注ぎ、
     奮闘する。

九割八分で 踏み止まり、
九割九分で 踵を返す。
十割で 振り返って まだ 堪え
十一割をもって 唇を噛み

    尚も 尚も 尚も 
  立ち向かい 削られ
 強ばった顔で 笑った。
 
        と

      知らぬ間に 

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家族中毒:張り切り人生

笑いながら、
「うわー、すごいですね!
 負けてられませんよ!」
 
って
いつでも全力だから、
 
酔いが回るとさらけ出す 
不満と 失望感が
重い。

夢へ駆けたいのに、
全力になれない足には
2つの 足かせ。

この子は必死だ。

「親とご飯が食べたい」
「親へのプレゼントをどうしようかな」

って、
足かせを外すのに全力だ。

だから、
自分の足で歩けず 夢に置いていかれる
現実に

不満

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