白夜でも薄暗くなる時があるらしい
こんにちは、南極珈琲です。
最近寒いですよね。昨日今日と一気に寒くなってきて、コートを出すべきかどうかが悩んでいます。
でもよく考えたらもう10月の半ばなんですよね、なら寒いのも当たり前かも。
いつまでも夏気分でいるのは諦めて、おとなしくコートを出したほうがいいんですかね。
さてさて、今日の豆知識はこちら。
白夜でも薄暗くなる時があるらしい
先日、ミッドサマーというスウェーデンの白夜を題材にしたオカルト映画を観ました。映画自体はとても良かったので、また機会があればレビュー記事を書きたいのですが。
その映画の中で気になる会話があったのです。
そのシーンは就寝していた主人公が、白夜のはずなのに闇夜の中で置き去りにされる悪夢にうなされたところでした。
夢から覚めた後、主人公は友人に「白夜のはずなのに真っ暗だったのはなぜ?」と問いかけます。
すると「白夜でも薄暗くなる時があるよ。ほんの数時間だけどね」と友人は答えました。
私はこの回答にハッとなりました。だって白夜の間はずっと空は明るいと思っていたからです。
思わぬところで白夜についての興味が湧いてきたので、いま一度詳しく調べてみました。
スウェーデンの北部では、6月頃は一日中太陽が
沈まず、夜の12時を過ぎても空が真っ暗にならない白夜・薄明が続きます。
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これを見て驚いたのが、白夜がスウェーデン全土で起こる現象でなく、北部の地域のみでしか見れない現象だということ。
よく考えてみるとそりゃそうですよね、オーロラが寒い地方だからという理由で北海道全土で見れる訳でも無いですし。白夜であっても一部の地域でしか見れないというのも納得です。
さらに薄暗くなる現象について調べてみました。
「白夜」、その字が示す通り、暗闇にならない明るい夜です。特定の場所において特定の時期に、太陽は地表または水平線をなめるようにして、完全に沈まずにまたそのまま昇り始めます。また、地(水)平線下に沈んでも、その数時間後にはまた昇り始めるので、夕方からそのまま明け方になるように、空は明るさを保ったまま又新しい一日が始まるのです。
「白夜」は感覚的には、昼間が続くというよりも、夕方と朝方がうんと長くなるという感じです。天気の良い日には、町がオレンジ色に染まり始めてもその状態がしばらく続き、
外来者にとっては、まるで時が止まったような、懐かしさと切なさがこみ上げるような不思議な時間が流れます。
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なるほど、地平線に落ちた太陽がまたすぐに登ることで朝日と夕日が一度に訪れる。そしてその間だけ薄暗くなるということですね。
疑問が解決したと同時に、なんだかスウェーデンに行きたくなりました。
話は変わりますが、トワイライトシンドロームというゲームの劇中で、永遠に夕方が続く街に主人公たちが迷い込む場面があるのですが、その時にとても印象的で好きなセリフがあります。
「悲しいことも辛いことも、夕日が全て溶かしてくれる。」
永遠に続くかのように感じられる夕日をゲームの世界以外で感じることができるのは、もしかしたら白夜なのかもしれませんね。
今日の日記はここまで、
よかったら明日も覗いてみてくださいな。
南極珈琲
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