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小学校社会科に思うこと 授業づくり第一弾 #小学校社会科教育①

1.社会科が苦手な小学校の先生は多いかも!?

職場調べでは、社会科が苦手な小学校の先生は多いと感じます。
なぜ苦手か。
①暗記するイメージが強い
②教科書に答えが書いてあるから1問1答になってしまう

そして、一番大きいのは自分から意図して学ぼうとしないと情報が入ってこないことが原因ではないかと思います。

2.社会科は面白い

自分自身は市の教育研究会で小学校の研究部長をする縁に恵まれてから、社会科の学習に自信をもてるくらい、いろいろな経験をさせてもらいました。

一部の授業センスのある人たちは感覚的に素晴らしい授業を作ることができます。自分はそうではありません。でもどうやったら社会科の授業に自信をもてるか?

それは
良質な情報の集まるところに顔を出すこと
と確信しています。

良質な情報が集まるところは研究会後の居酒屋です笑

飲みニケーションかい!?とか言わないでください。

授業の裏側や作成過程での悩み。それに対する社会科教員のツッコミ。そして、社会科教育とは何かというどでかい議論がよく沸き起こります。

それだけで身銭をきって飲み会に出る意味はあるなと感じています。

そのために1度の出合いの縁を大切にすることも忘れないようにしようと思います。

そして、良質な情報を自分なりに解釈していくことが面白いと感じるようになっていくと考えています。

3.授業改善で意識すること

せっかくなので、自分も今まで試行錯誤しながらいろいろな授業を作った経験から、社会科が苦手な先生にはこう教えています。

学習問題と学習計画の立て方を明確にしよう

小学校段階では学習問題を立てて見通しをもつまでの計画をどのようにするかが鍵を握ります。

まずははてなを作る資料を提示する。学習指導要領では【社会的事象】と呼ばれているものとどのように出合うのかを設定します。

この資料と発問の善し悪しによってその後の子どもたちが単元で追求するものは何かが明確になるかならないかが決まります。


4.例えば【4年 飲料水を扱う単元では】

4年水はどこからの社会的事象との出会いで使った資料

単元の中でつかむ段階があります。単元の1時間目に当たる場面が多いです。そこで効果的な資料を提示できると一気に子どもたちの疑問の方向性が出来上がります。
飲料水の単元では学習指導要領で

ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
ア 飲料水,電気,ガスを供給する事業は,安全で安定的に供給できるよう進められていることや,地域の人々の健康な生活の維持と向上に役立っていることを理解すること。

小学校学習指導要領社会編p.53

イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
ア 供給の仕組みや経路,県内外の人々の協力などに着目して,飲料水,電気,ガスの供給のための事業の様子を捉え,それらの事業が果たす役割を考え,表現すること。

小学校学習指導要領社会編p.53

となっています。

着目という言葉に着目!

してみると、

供給の仕組みや経路,県内外の人々の協力などに着目

となっています。そのはてなが出るように発問を考えます。今回は、蛇口の先はどう繋がっているのか。なぜいつでも水は出るのかという疑問をもてるような動画資料を作りました。

子どもたちは口々に疑問や予想をつぶやきそこで学習問題は完成です。

そして、予想の段階で着目する視点につながるような資料を用意してその予想から学習計画を立てます。

ごめんなさい。つかむ段階でも書くことが溢れて来て箸折った部分も沢山ありますが、まずは掴む段階の学習問題学習計画をどんなふうに立てようかを考えてみるのが社会科の第一歩と思います。

そして、気づくはずです。その視点を調べたらゴールも設定しなくてはならない。

だから、だんだん授業づくりを単元で考えていくようになります。

単元デザインについてもどこかでnoteに残せたらと考えています。
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