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今では特技になりました

教員時代に培った財産

今日はボクが教員時代に続けていた習慣を紹介します。
辞めた今となっては教員時代に培った財産になるのかな。

それは「黒板メッセージ」です。
今は「黒板アート」っていいますかね。

なんやかんやで3年間で400日くらいは続けたと思います。
タイトルにもあるように今では特技と言えるでしょう(笑)

最初のメッセージはこちら

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ある年の最後に教員にしかできない特技をつくりたいと思ったことがあり,黒板使って絵でも描いてみようかなと修了式の日に送ったメッセージです。

お世辞にも上手だとは言えないものですが,子どもたちがすごく喜んでくれたのを覚えています。

そこから次の年は学校がある日の200日くらい,
毎日描きました。

その1年間の成果がこちら

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これはみんなびっくりしましたよ。
色の塗り方がへたくそですが,絵は結構上手になりました。

ちょうど「君の名は」が流行ったときですね。
みんなが知ってるものをモジュールに結構描いていました。

その次の年は6年生だったため,なかなか忙しくて毎日は描けず,それでも2日に一回,100日くらいは描いてました。

そして1年後の成果がこちら!

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卒業式の日にこれを残しました。
立体的に描けるようになり,色の塗り方がかなりうまくなりました。
独特のチョークの使い方をようやく覚えたころです。

先生の絵が描いてある日は元気になるって言ってくれたのは嬉しかったですね。
保護者の方々みなさんそろって写真を撮ってくれたのは覚えています。


そして次の年も6年生だったので,なんやかんや描けたのは100日くらいですかね。

1年後の成果がこちら

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この年は異動の年だったので卒業式に合わせて気合い入れて描きました。
ふたつで6時間くらいかかったと思います(笑)
立体的なのと色遣い,文字をおしゃれに描けるようになりました。

二つ目は教室の後ろにある黒板。
初音ミクがクラスで流行っていたので歌の中から詩をアレンジして描きました。

スポーツばっかりやってきたので絵なんかまったく描いたことなかったボクが400日間続けてこれだけ描けるようになりました。
継続は力なりとよく言ったものです。
大人になっても続けたことは必ず身に付くということを身をもって子どもたちに教えていました。

そしてボクも自信をもって特技と言えるようになりました(笑)

そのあと異動先ではあんまり描いていなかったけど,たまに描いていたのがこちら

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白だけでも明暗を出せるようになりました。
これぞ,黒板アートって感じに描けるようになりましたね。

あとは辞める前に最後に描いたのがこちら

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あんまり描いていなかったのでちょっと腕は落ちましたが,流行りのもので伝えたいことを伝えるのが黒板アートの醍醐味かなと。

教師の姿


今回はボクの教員時代に培った財産のようなものを紹介しましたが,
教師の姿として,自分の成長や努力を子どもたちに見せる。
という方法を学びました。

だから,辞めた今でも日々の成長を自分の子どもたちに見せています。
努力する姿を子どもたちに見せています。
なんなら筋トレとかは子どもたちと一緒にやっています。

教員のみなさん。
何かを頑張る姿,成長する姿,努力する姿,こういう背中で語り掛ける姿って実はものすごく有効な教育方法みたいです。
子ども目線で見れば頑張ってる人にはついていきたくなりますからね。

ボクは教員を辞めた身なので,教員を続けている方を尊敬します。
自分の子どもが背中で語るようなカッコいい先生に出会えると嬉しいです。


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