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中学理科の学び直し
現在中学理科でどのようなことを習っているのか知りたくて、だいぶ前のことになりますが、「発展コラム式 中学理科の教科書」という講談社ブルーバックスシリーズの本を買いました。
第1分野 (物理・科学) と、第2分野 (生物・地球・宇宙) の2巻に分かれていたのですが、現在はどちらも改訂版がでていて、第1分野、第2分野という呼び方ではなく、「物理・化学編」と「生物・地球・宇宙編」の2巻となっているようです。
私は旧版の方を持っています。旧版を購入した際には、「中学理科の基本的内容と『世界標準』の理科がまとめられている『学び直しの教科書』」という点がうりになっていました。
私にとってはとても読みやすく、わかりやすい本だと感じました。覚えようとして読むのではなく、知りたいという意欲を満たしてくれる読み物として読めたことも良かったのかもしれません。
そして、もしこのぐらいの内容を中学義務教育で学び、理解できていれば、一般社会人の教養としては十分なのではないかと感じました。私にとっては、分野によっては改めて「なるほど」と思うことも多く、それこそ「学び直し」が実感できる部分がたくさんありました。
それでも、このレベルを今からでも学び直し、理解できるようになれば、今話題になっているような科学関係のニュースを理解するうえでは十分なのではないかと感じました。中学で学ぶレベルの科学の基礎は非常に大切なのだと改めて思いますし、侮れないなと思います。
世間にはびこる様々な詐欺レベルの疑似科学に惑わされないためにも役立ちそうです。
中学時代に理科が味気なくて興味を持てなかった人も、この本を読むと理科に対する見方が少し変わる人も出てくるかもしれません。そんなことを感じる本でした。