ストレスと達成感。チームワークをマネージする。
もうこのようなことは語りつくされているかもしれませんが、やりがいや達成感は困難やストレスと表裏一体であるなと思います。
嫌なことやストレスを克服して何かを成し遂げることによって、自分のスキルアップや成長が自覚できる場合もあります。また、その達成感や満足感をもとに新たな挑戦への意欲につながる場合もあります。
私はおそらく、ストレスやプレッシャーに対する耐性が弱いほうだと思います。だから、比較的簡単なことでも達成感を感じやすいという利点もあるのかもしれません。
他の人ならおそらくたいしたことではないと思うようなことでも、自分でうまくいったなと思う小さな成功で、一人悦に入って達成感を味わっています。
しかしながら同じレベルの成功を繰り返しているだけでは、だんだんその成功の自分の中での価値が弱まっていく感じがします。そのレベルでの成功も当たり前になり、その成功で満足できないというのであれば、ひとつ自分が成長した証と言えるのかもしれません。
ただ、ストレスの大きさや、なにを困難と感じるかは人によって違うと思います。ストレスや困難への耐性も違います。同じように、やりがいや達成感の感じ方も人それぞれだと思います。
だから、「自分の場合はこうだったよ」とは語れますが「私と同じように苦労しなさい」と人には勧めることはしたくありません。
こう書いてくると、以前書いた記事と共通するなと思います。
仕事やストレスに追い詰められている同僚や後輩を見ると、「そんなところで自分の限界に挑戦しなくてもいいよ」と言いたくなります。ストレスに弱いわたしは、人が強いストレスにさらされているのを見るのもつらいのです。
石油開発会社の技術スタディの多くはチームワークです。いろいろな人が集まるチームで、チームとして成果を出していかなければなりません。
個人個人のストレスと達成感に気を配りつつ仕事を進めていくことが重要だと感じます。いらないストレスはできるだけみんなでシェアして軽くする。頑張った個人の成果は素直に認める。チームを支える縁の下の力持ちにも光を当てる。チームの成果は頑張ってできるだけ外にアピールしていく。等々。
人事評価の権限が無い中でチームワークの技術スタディをうまく進めていくには、ストレスと達成感のマネージメント、気配りが頼りです。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?