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【4年生・9期生】2024年11月13日 秋学期 第7回 卒論進捗報告

みなさん、こんにちは!1ヶ月投稿を忘れていた南後ゼミのT.Iです。
記録係の皆さんに催促してもらい、思い出しました…
とても情けない、ありがとう🙏

夏は『Tokyo Scope 2024』の編集作業に追われ、気付けば秋を通り越して冬になってしまいました。
短かった秋、今年は気圧の変化と迫り来る卒論締め切りに震えながらも、たまのお出かけを楽しみました。冬も楽しみたいけど、卒論…卒論……。


クオリティの高さにびっくり

こちらは清澄白河駅の近くにある深川江戸資料館の様子です。
江戸時代の街並みを再現した展示室では、靴を脱いで家屋に入ることができます。家具や当時の人々の仕事道具などについては、職員の方に詳しく説明もしていただけて、とても楽しい時間になりました。
入館料は400円と激安!寒い季節でも室内でゆっくり過ごせます。みなさんもぜひ行ってみてくださいね。

今回も引き続き、卒業論文進捗報告を行いました。

卒業論文進捗報告

① R.Oさん
20-21世紀ポピュラーアメリカ映画における「日本」像―日米文化を中心とした映画批評的分析―

アメリカ映画の批評を通じて、そこに表象される「日本」がいかなるものか明らかにする研究です。個々の映画のストーリー分析に終始するのではなく、日米の歴史やジェンダー論などと結びつけながら、時代横断的な映画批評を展開しようとしているようです。今回は、映画『The Cheat』と『Gung Ho』の映画批評を進めていました。先行研究を批判したり、発展させたりしながら執筆が進められており、毎度のことですが、発表の質の高さに感嘆……。自分も頑張らねば、と思わされる発表でした。

② K.Iさん
サブカルチャーを醸成する都市―秋葉原と「オタク文化」に着目して

日本が誇る「オタク文化」と、それを育んできた街、秋葉原の関わりについての研究です。今回は、そもそも「オタク」とは何か?について文献調査が進められていたほか、広告都市としての秋葉原について、その広告数や種類がどのように変化してきたのかをGoogle ストリートビューを用いた調査が行われていました。今後、路上ライブやコスプレ、アイドル文化についても調査を行い、論文の厚みを増していく予定だそうです。サブカル好きのK.Iさんならではの卒論になりそうで楽しみですね。

③ T.Kさん
現実のふるまいを再現するメタバース

「VR Chat」の詳細なエスノグラフィーを通して、実空間と仮想空間の類似点や差異、人々の振る舞いについて社会学的に考察する研究です。今回は、「イベント」や「空間」ではなく、そこにいる「人(フレンド)」を目的に「VR Chat」上で集まることについて、フィールドワークの結果を発表してくれました。「Friends+」という、自分の友人の友人まで繋がることができる仕組みのおかげで「荒らし」行為が少ないことや、深夜は「小部屋」のようなデザインのワールドで駄弁ることが多いことなど、興味深い内容が盛り沢山でした。自分が全く知らなかった趣味・界隈についての知識を得ることができるのも、ゼミのいいところですね。

コラム
卒業までにしたいこと

このコラムテーマを聞いて、自分の卒業が近いことを改めて実感しました。
ついこの前入学したような気がするのですが。時の流れは早いですね。

私は就職ではなく進学を選びました。正直なところ、学部の卒業で何かが大きく変わる、というような感覚がなく、だからか、“卒業までに”したいことはあまり意識してきませんでしたし、意図的にしないようにもしています。期限を決める、計画を立てるというのは、物事を効率的に進めるのに役立ちますし、先行きが見えるからこその安心感も得られます。しかし、一方で、「期限」や「計画」によって、「こう生きなければならない」と思い込み自分を苦しめてしまったり、自分の限界を決めてしまったりもします。実際、高校時代は自分で決めた「期限」と「計画」に苦しみました。今の自分は高校時代の自分からすると予想外すぎるでしょうが、今とても楽しく過ごしているので、それはそれでよかったのではないかと思っています。
と、つらつら述べてきましたが、「計画的」に進められなかったために卒論が大変なことになっています。「計画」がなさすぎると後々自分が苦しむことになるということを学びました。これからはいい塩梅で「計画」を立てつつ、思うがまま過ごしていきたいものです。
ということで、以下が“とりあえず”卒業までにしたいことです。

① 引越しをする
これは「したいこと」かつ、「しなければいけないこと」です。
以前は弟と二人暮らしをしていたのですが、弟が長野に旅立った(予想外!)ため、一部屋持て余してしまっていてすごく勿体無い!ということで、引越しを決意しました。東京の1R、1Kは、12月ごろから、推薦入試で進学先が決まった学生による争奪戦が始まり、1~2月には社会人も加わってそれがピークに達します。年明けになってしまうと、内見せずに契約しないと間に合わない、なんてことになってしまうので、なんとしても年内にお気に入りの物件を見つけたいところ。すでに無理そうですが…。いかに予算内でbetterな選択ができるか、引越し力が試されます。

②会いたい人と会う
『Tokyo Scope 2024』は無事出版に漕ぎ着け、自分の進路もありがたいことに決まったので、残すは卒論のみになりました。孤独で大変ではありつつも以前よりは自由に時間を使えるようになったので、最近は、春から夏にかけて全く会えていなかった友人たちとも会うようにしています。
友人たちは春から就職し、社会人として活躍し始めます。(尊敬!)
ただ、きっと忙しくなるでしょうから、これまでのように夜ごはんやカラオケに行ったりするのは難しくなるのだと思います。
そうなる前に、沢山思い出を作っておきたいと思います。

③深く考えすぎずやってみる
私はどちらかというと頭でっかちで、何事も考えてから動くタイプです。そのため、動き出しが遅くなってしまったり、気がついたらチャンスを逃してしまっていたりすることがよくあります。
そんな自分を反省して、ここ2ヶ月ほど、これまで自分が「しょうもないな」「くだらないな」「何の意味があるんだろう」と思ってしまっていたことに対してともかく深く考えずやってみる、というのを試してきました。
やってみたら、「しょうもない」と思っていたことは、本当にしょうもないこともあれば、意外にも面白かったり考えさせられたりもすることがわかります。本当の本当にしょうもないな…と気づくのもそれはそれで面白い。
とりあえず卒業までのこの期間、さらに色々なしょうもないことに飛び込んでみたいと思います!

以上で第7回南後ゼミの報告は終わりです。
インフルエンザが流行っています!みなさんも体調にはお気をつけください。


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