執着
わたしは何に関しても同じもの、同じ動作をする、とかルーティンにしてしまう様なことが多い。
みんな同じなのかもしれないけどこのお店ではこれしかたべない、飲まない。
朝起きたら10分は何もしない、その後ご飯を食べてから歯を磨いて顔を洗うとか、生活の全てがいつも通りでないとおちつかないし、変化があると気持ちが沈む。
最近良かった調子も段々地に落ちるのを感じて今思うのはわたしのそういう全ては周りの身近な人間に私のことを少しでも覚えていて欲しいとか、気にして欲しいという気持ちから来てるんだなって感じてきた。
わたしがもし、絶対にありえないけど今消えることに成功したとして、私のことをみんなの記憶から消したく無いんだなって思う。
みんながわたしはいつもキャスターホワイトを吸うとか、ラーメン屋さんにいくと煮卵を頼むとか、コンビニで買うお酒は無糖のチューハイ、とか、そういうみんなの何気ない生活の中で思い出しそうな場面で、絶対わたしを忘れないで欲しいっていう他人への執着から来てるんだろうなと思った。
悲しいけど自分がこの世から消えたい気持ちは自分の苦しみとか逃げられない希死念慮からどうにか逃げたい時の考えうる終着点なだけであって、誰にも忘れて欲しくないというダサいキモイかんがえはずっと生活の傍にあるんだなと思うと残念でならない。