自信がないときはプライドで支えて、自信がついたら置いてみる
「プライド」という言葉は、あまりよくない言葉とセットで使われることが多いように感じます。
「あの人はプライドが高い」「プライドは捨てた方がいい」
なぜか「プライドが高いのは良くない」というイメージがあるかもしれませんが、私はプライドは持っているべきだと思っています。
特に、自分に自信がないときには、プライドを持つことで「自分を支える柱」になってくれると感じるからです。
たとえば、私がフリーランスの道を歩み始めた頃、私は経験不足からたびたび自信を失いました。でも、会社員として積み上げた14年のキャリアと、そのプライドが私を支えてくれました。それがなければ、困難を乗り越えられなかったかもしれません。
プライドを「置いておける」強さ
そして、どんどん積み上げていって自信がついてきたときには、プライドを脇に置けることが大切だと感じています。
これを「プライドを捨てる」とも表現することがありますが、完全に捨ててしまうのではなく、適切に「置いておく」ことが重要です。
これは、たとえば、年齢を重ねて自信が出てきたときに、周りの人とより良いコミュニケーションを取るためのスキルでもあります。
自分の経験を押し付けることなく、相手の視点に立つことで、新たな視点や知識を柔軟に受け入れやすくなります。
経験を生かしつつ謙虚さを持つことの大切さ
私の経験からすると、過去に尊敬できる上司と、そうでない上司に出会ったことが、プライドについて考えるきっかけになりました。
尊敬できる上司は、自分の知識を誇示せず、私の視点を尊重してくれた方です。逆に、自分の経験こそが正しいというスタンスで接する上司は、私を成長させないようにしていたのではと思えるほどでした。
このような経験を経て、私は自信を持ちながらも謙虚さを忘れず、プライドを「置いておく」人になりたいと思っています。
プライドを成長させることの意義
プライドは、自分にとって守りたいもの、挑戦したいものに対して持つべきものだと思います。初めて何かに挑戦する際、プライドが自分を支える力となり、それが徐々に「確固たる芯」として育っていきます。
そうして得たプライドは、必要に応じて脇に置くことで、他者との良い関係を築くための鍵になってくれると信じています。
自分のプライドをうまく使いながら、成長していけたら素敵ですね。
それでは、また明日。
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