相談できた相手①
こんばんは。
本日もご覧いただきありがとうございます。
前回まではこちらをどうぞ。↓
初めに
前回までは、「相談できる相手がいない。」
ということについてお話ししてきましたが、
その中でうつ病で休職をしていたことを打ち明けた
2人の友人がいます。
(その2人に接点はありません。)
今日はその内の1人についてお話しします。
1.専門学校時代の友人
その子とは、私が専門学校(一般的に大学の時期)に通っていた時に出会いました。
いわゆる友達同士のグループって学校生活を
送る上で不可欠だと思うんですけど、
その子とは違うグループでした。
専門学校時代は、クラス替えの制度は無く、
一緒にいるグループのメンバーも
大きく変動すること無く過ごしてきたので、
3年間、その子とも違うグループにいました。
はっきりとは覚えていませんが、
授業中のグループワークで話した時に
盛り上がったことが仲良くなったきっかけの一つ
だったと思います。
また、共通の趣味があったり、
帰りの電車が同じ方向だったこともあり、
次第に一緒に帰ったり、帰り道に遊びに行くような仲になっていきました。
その子とは、学生時代から、
「私と似ていないようで、どこか似ている。」
という印象がありました。
私は当時、
オシャレやメイクなどあまり興味が無かったのですが、その子はいつも可愛らしく、女の子らしい感じがあって、私とは違うなと思っていました。
けれど、その子も母子家庭であったり、
境遇が似ているところもあったりして、なんとなく雰囲気というか考え方みたいなところも似ているなと思うことがありました。
やっぱり性格はあまり似ていないので、
時々、合わないなと感じてしまうことも
あるのですが、それでもなんとなく、
他の子には話せないことまで、
その子には話せてしまうことが多かったです。
そんな感じなので、卒業してからまもなく5年近くが経ちますが、今でも1年に2、3度は会うくらいに親交は続いています。
2.打ち明けた時。
そして、私が休職期間に入った時。
まだ誰にも休んでいることは言えておらず、
平日はひっそりと家で過ごしていたのですが、
その子は
「出勤前に朝風呂に行かない?」
と誘ってきました。
銭湯や読書など、好きなことが似ていて、
私も突然思いついたかのように、いろんなところに行ったりすることもあり、そのような突然の誘いが嫌では無いので、もちろん普通に仕事前だったら
断っていたかもしれませんが、その時はその誘いに乗ることにしました。
そして、銭湯後に朝の街を散歩している時、
「今仕事休んでるんだよね。」
と、初めて誰かにそのことを話しました。
その子には話してもいいなと思いました。
「なんかゆっくりお風呂入ってたから、
なんとなくそんな気もしてた。笑」
と、すんなり受け止めてくれました。
私は数年前、現役で看護師として働いていた時に、ストレスのせいなのか、小さいですが、
円形脱毛症、いわゆる10円ハゲができたことが
あったんです。
そのことは恥ずかしくて、周りに話すことは
無かったのですが、その子にはさらっと話せたことがあり、その記憶を思い出しました。
それからは、休職期間中、
その子はたくさん、遊びに連れ出してくれました。
毎週のように銭湯巡りをしたり、
本屋さんにふらっと入ったり、
読んだ本を貸してくれたり、
町中華やかき氷食べたり、
朝までやってる居酒屋で呑み明かしたり…。
もちろん、体調は気を遣ってくれつつ、
けれど過度に心配してくることもなく、
とてもありがたい存在でした。
周りには話していない自分が悪いんですけど、
仕事行っている体で話したりとか、元気なふりとか
その子の前では偽らなくて良いのが気楽で、
ちょうど夏だったということもあり、
学生ぶりの夏休みを一緒に過ごしてくれて、
とても充実した休職期間でした。
今回はここまでにします。
お読みいただきありがとうございました。
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