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〜ワイン初心者がお気に入りのワインに出会うための冒険の記録〜

※この記事にはお酒、飲酒に関する内容が含まれています。
読むのは未成年でも大丈夫ですが、飲むのは20歳になってから。

あなたの体や心とうまく付き合っていくためにも、どうかお願いしますね。
(↓ここ、わかりやすかったです)






これはお酒が飲めないひとが、自分に合うワインを探す物語…(物語?)



私にはお酒を飲む習慣がない。
体質的に飲めないというよりは、味があまり得意でない為あえて飲もうと思わない…というのが正しい。

でも、お酒を楽しく飲んでいる人の話を聞いたりするのは好き。
お酒を題材にした漫画(新久千映さんの「ワカコ酒」とか)を読むと「美味しそうだな〜、飲んでみたいな〜」と思ったりもする。

実際、お酒が好きな人たちの話に想像力を膨らませ、憧れ、何度か飲酒にトライしてみたことがある。

例えば缶チューハイ。
確かに飲みやすかった(それでもちびちび1時間くらいかけて飲んだ)
ジュースっぽい味。でも、そもそも私はジュース自体をあまり飲まないので、やっぱりあえてお酒を飲む必要性を感じられないな…という感想で終わる。

つづいてビール。
ビールの中でも、フルーティーで飲みやすいと評判の商品を飲んでみた。
「ビールが苦手な人でも飲みやすい!」という口コミに期待をふくらませ飲んでみたものの、私にはやはり「ビール」だった。結局1缶飲みきれなかった…
あと、炭酸飲料のシュワシュワもあまり得意でないのでそもそも発泡酒の類が苦手なのでは…という結論に至る。

そして、去年のクリスマス頃。
「チーズを食べながらワインを飲む」というシチュエーションに憧れて人生初、ワインに挑戦することに。
いろいろ下調べして、「甘くて飲みやすい」と評判のワイン(250ml、198円税別)を購入。
いざ、大好きなカマンベールチーズをおともに飲んでみる。

「…思ってた味とちがう」

飲めないわけではない…でも、やっぱりお酒はお酒。喉がカーッとなる感じでちびちびとしか飲めない。

子どもの頃、お酒のおつまみみたいなおやつが好きだったので「あんたは絶対酒呑みになるわぁ」と言われて育ったのですが、どうなるか分からないものです。

そのワインは250mlの小瓶であるにもかかわらず、いまだ飲みきれず野菜室の奥に眠っているという…。






〜冒険の始まり〜

やっぱり私、お酒飲めないのかも…(まぁ、飲めなくても特に困ることはないしいっか)とお酒のことを忘れて過ごしていたある日…

とらみな(寅三奈)さんの自由律俳句およびワイン句(自由律俳句)に出会った。


とらみなさんと言えば、今年の4月〜6月にかけて開催されたキナリ杯(作家の岸田奈美さんによる、文章を愛する人たちのためのお祭りコンテスト)にて準優勝


noteは毎日更新200日以上。
読書メーター2018年度 第3回レビュアー大賞 『リアルフェイス』部門ベストレビュアー賞受賞。

オリジナルキャラクター(めんだこになりたい未確認生命体)でのLINEスタンプ制作や作曲詩集の帯を手がけるなど、クリエイティブに挑戦をつづけるとらみなさん。


そしてそしてそして…
本日受賞発表がありました、これまた作家の岸田奈美さんによる「キナリ読書フェス」にて課題図書「さくら」部門にて優秀賞受賞…!

とらみなさんの読書感想文はこちら。


わ〜〜!とらみなさん、おめでとうございます!!
(今日ほど自分の筆の遅さをありがたく思ったことはない)

とらみなさんはキナリ読書フェスにおいて参加者さんのためにサムネ画像を描いて「みんなのフォトギャラリー」にて提供するなど、ここでもクリエイティブな姿を発揮しておられました。


穏やかで、可愛らしくて、時にピリリと辛くって、はたまた面白くって…
いろんな表情を見せるとらみなさんのお人柄や生み出す作品に魅了されているのは私だけではないはず。


自由律俳句もまた、とらみなさんの挑戦と継続を象徴する作品で。
定型句の五・七・五や季語にとらわれず、感情の自由な律動を表現することに重きが置かれているのが自由律俳句だそう。
とらみなさんは、食べものやワインなどテーマごとに数々の句を生み出しておられます。

私にとって自由律俳句は今まであまり馴染みのなかった分野。知らないことを知るのは、おもしろい。



句そのものも味わい深いのですが、とらみなさんが添えるワインに関する豆知識、用語解説にもまた味のイメージを掻き立てられる。


どんな味だろう。飲んでみたい…。
前は飲めないって思ったけど、これだけ種類があるんだもん。世界のどこかには私でもおいしく飲めるワインがあるんじゃないか…

そう思った私は、この気持ちをとらみなさんのnoteのコメント欄に打ち込んだ。

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すると、とらみなさんからこのようなお返事が。

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…!!
なんと。


もうね、完全にご厚意なんです。ご厚意意外の何ものでもないんです。

私が好きな食べ物、飲み物を返信にて伝えたところ、noteのコメントの文字数制限に収まりきらなかった…!ということで、わざわざ私のために1記事noteを書いてくださることに…!


そうして生まれたのがこちらのnote『ワインショップを巡る地図』なのです。


私のためにまるまる1記事… こんな贅沢なことあっていいのでしょうか。

とらみなさんが私のためにご自身の知識や時間、想いを惜しみなく使って書いてくださった特別な地図。

この地図を手に、これからワイン探しの冒険にでかけるんだ!と思うと心の底からワクワクしました。



ちなみに、私がとらみなさんにお伝えした「私の好きな食べもの、飲みもの」はこんな感じ。
(※実際にお伝えしたのより詳細に語っているバージョン)

好きな食べもの

・芋栗豆南瓜
いわゆる「ほくほく系」、かぼちゃの煮物は咽せるくらいホックホクなのが好み

・高野豆腐(大豆製品)
高野豆腐は子どもの頃から大好き。豆腐、納豆、きな粉、大豆製品はだいたい好き。

・チーズやヨーグルトなどの乳製品
チーズはカマンベールチーズとクリームチーズが特に好き。
カマンベールチーズ、とろっとしてほろ苦いとこがいいよね。
オススメのクリームチーズは北海道産のLuxe(リュクス)。酸味と塩味がおだやかでミルクのコクが美味しい。
1kgどーんと箱に入ってる。定価2000円くらいだけど、時々イトーヨーカドーネットスーパーにて1000円で売ってる…!
お菓子作りにも使うけれど、そのまま食べるのがいちばん好き。クリームチーズそのまま食べる選手権優勝(私の中で)

・梅干し
・ナッツ類
・野菜類(とうもろこし、アボカド、トマトetc.)
・果物類(りんご、いちごetc.)

どれも美味しいですよねぇ。
好きな飲みもの

・お茶かお水
好きな…と言うよりは、基本的に飲むのはこの2つ。

・野菜ジュース
たまに飲む。野菜100%のが好み。にんじんジュースもおいしい。トマトジュースも。伊藤園さんの「理想のトマト」っていうの美味しいよ。

・コーヒー(カフェインレス)
味も香りも好きだけど、飲むとよく体調を崩すので基本カフェインレス。

・牛乳、豆乳
コーヒーと合わせて無糖カフェオレにして、甘いものと一緒に食べたり(飲んだり)
豆乳はスジャータめいらくさんの「のむ大豆」が好き。正確には豆乳ではなく「大豆飲料」。おからもまるごと入っているので濃厚でおいしい。でも口内炎あると滲みる。しみチョココーンとの相性が◎
ヨーグルトと合わせるととろみが出て、ヨーグルトが増える(ような錯覚に陥る)。
そこへフルーツグラノーラとか入れた日には最高です。

・グレープフルーツジュース
ジュースはあんまり飲まないけれど、飲むならグレープフルーツジュースが好きかな。
飲み会とか、ワンドリンク制のライブハウスで何かドリンクを頼むときはだいたいウーロン茶かグレープフルーツジュース。ちょっと苦いのがおいしい。


これからまだワインについて語るっていうのに、好きな食べもの・飲みものについて語りすぎですな。

※好きなものについて語るとつい熱くなりがちなので、この先もこんな感じでお送りすると思います。



そして、私の嗜好をもとにとらみなさんがセレクトしてくださった「私におすすめなぶどうの品種」はこちら。
(スクショはとらみなさんのnoteより)

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そしてワンポイント。

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なるほどなるほど…
去年私が生まれて初めて購入したワインは、実は赤ワイン。
一応下調べしたときに「白ワインは辛い」という情報があったので赤ワインにしてみたのですが、とらみなさんの地図を見るに白ワインの方が合っているのかも…?という新しい視点を得られました。地図ってすごい!


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「デザートワイン」って響きからして甘くて美味しそうだなぁ。
ロゼワインは、とらみなさんのワイン句を読んで気になっていたワインだ!


淡いピンク色がきれいで美しい。
なんとなく、紫蘇ジュースみたいな味を勝手に想像して「おいしそう…」と思っています。多分ちがうんだろうな…



ワイン探しの地図を頼りに、早速おすすめの品種について調べてみる。ネットって便利だな。
それぞれのぶどうの品種の特徴を読んでその味に思いを馳せる… それだけでもう楽しい。

次に、スーパーや酒屋さんのワインコーナーを実際に見てみる。
見た目だけでもいろんなデザインの瓶やラベルがあって楽しいなぁ。
今までこんなにじっくりワインを見たことなかったから、知らなかった。
(梅やキウイのワインなんていうのもあった…!)


何の知識もなしに見たらきっと書いてあることすべてが「難読記号」に見えてしまってただろうけど、とらみなさんの地図のおかげで情報がスッと入ってくる。地図ってすごい!(2回目)





さてさて。せっかく冒険するなら、5種類くらい試してみたいよね。

ちなみに夫はお酒が体質的に飲めません。過去に救急車沙汰になったことあり(お酒の強要、ダメ。ゼッタイ
そのためワインの飲み比べは、私ひとりでささやかに楽しみます。ごめんね。

でも、ワインを飲み比べようと思ったらそれなりのお値段になるわけで。
子どもたちはもちろん、夫も飲めないワインを私ひとりが楽しむために数千円も使うのは少し気が引ける…
(そもそも私もちゃんと飲めるのかあやしい…)


どうしようかな… と思ったそのとき、私の頭にあるアイデアが浮かんだ。




キナリ杯後夜祭
の賞金(Amazonギフト券5000円分)を使うのはどうだろう…?


▶︎キナリ杯後夜祭とは


私はこのキナリ杯後夜祭の①あなたのスキな応募作を教えて!(自分が好きな応募作を紹介ツイートして、その内容がよかった人と紹介された作者さんそれぞれに賞金が授与されるというもの)に自問自答ファッション通信のあきやあさみさんの作品(他にも何作品か)で参加。


そして、岸田さん直々に受賞の連絡をいただいたのでした。
岸田奈美さん、ヨッピーさん(後夜祭の賞金はもともとヨッピーさんのキナリ杯受賞による賞金でした)そしてあきやあさみさん、その節は誠にありがとうございました…!


ずっと迷っていた賞金の使い道。
当時、「とてもハッピーな気持ちだから、何か自分と周りがハッピーになれることに使いたい」と自身のnoteで綴っていたものの、それって考えれば考えるほど難しい…。


でも、ついに「これだ!」と思えるものに出会えた。
この使い方なら少なくとも、私ととらみなさんがハッピーになれるはず…?




そうと決まれば早速ワインの購入です。
5000円分ですから、1本1000円くらいのワインを買うとして5本くらい試せる計算。
どれにしようかな… 優柔不断なので迷いに迷う。



よし。まずは、とらみなさんが私におすすめする品種の最上位「リースリング」から試してみよう!


リースリング
まず、名前の響きがいい。きれい。好き。

リースリングといえば、こちらのワイン句もとても印象に残っています。


この句を読んでリースリング飲んでみたいなぁと思っていたので、オススメに挙がったときは「おお!」となんだか嬉しかったな。




数あるリースリングのワインから私が最初に選んだのはこちらの2つ。

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甘口(やや甘口)と辛口の両方を飲み比べ。

辛口は、とらみなさんの地図でも取り上げられていたドイツのリースリング種使用、ビオマニア オーガニック
左の眼鏡ラベルの白ワインです。

甘口(やや甘口)は、ブルーのボトルが印象的な同じくドイツのリースリング種使用、モーゼルランド セント・ミハエル。
「飲みやすい」「カマンベールチーズに合う」というレビューに惹かれて購入。


それぞれグラスに注いでみます。

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どうやらワイングラスには「白ワイン用」「赤ワイン用」っていうのがあるらしい。お店で知って衝撃を受けた(グラスならなんでも一緒とか思っていましたすみません)
今回は家にあったお義母さんのワイングラスをお借りしております。

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左ビオマニア、右ミハエル
きれい…(という感想しか出てこない素人)



では早速、それぞれ飲んでみての正〜直な感想を。
(ちなみに私は昔から口内炎ができやすい体質で、この日もしっかり口内炎がありました。滲みるかなぁ…)

・色
・香り
・味
・チーズとの相性


の4項目で記していきたいと思います。

チーズは昔から慣れ親しんでいる明治乳業さんや雪印さんのカマンベールチーズです(セールを狙って購入)


時刻は23時を回った頃でしょうか。
(こういう日に限って子どもたちがなかなか寝ないあるある発動により予定より遅くなっちゃった)
では、いってみます!




【モーゼルランド セント・ミハエル やや甘口(以外、甘口ミハエル)】
ドイツ リースリング種使用 白ワイン 


〈商品の特徴〉

モーゼルランドは、1968年に生まれたモーゼル地区のぶどう生産者による組合組織。美しいロイヤルブルーボトルに詰められたドイツの真髄。ドイツのリースリングの代表的な特徴である、ジャスミンやライラックの香り。心地よい甘み、爽やかな果実味とデリケートな酸味が特徴。ミネラル感のあるフルーティーな余韻が楽しめる、やさしい白ワインです。

引用:Amazonの商品説明欄より


・色 
綺麗なイエロー(イエロー?)


・香り
…ビール?
ジャスミンやライラックの香りがするらしいけど、私の嗅覚にはどこまでもビール(残念すぎる私の嗅覚)
わからぬ…。幸先不安、果たして私にワインがわかるのか…?


・味
おお、これで甘口か…と思っていたら、後味にハチミツのような余韻。ほわほわする。
二口目、さらに甘味を感じる。ピリリ感もある。口内炎はなんとか大丈夫。
アルコール度数は10%


・チーズとの相性
カマンベールチーズおいしいな… あっ!いけない。チーズだけで食べてしまうところだった。
ワインとの相性…いいのかな?わからない… そもそも何を以ってして「相性がいい」と言えるのだろうか。私にそれが分かるのだろうか… 初心者すぎてまともな感想が出てこない… 大丈夫かな。

幸先不安ではありますが、つづいて辛口もいってみましょう。


※味の違いを分かりやすくするため、ここで一旦水を飲んで口の中をリセットしております。
合間に水を飲むのは胃腸への刺激を緩和させたり、血中アルコール濃度の急上昇を抑える効果もあるそうです。



【ビオマニア オーガニック 辛口(以下辛口ビオ)】
ドイツ リースリング種使用 白ワイン


〈商品の特徴〉

サッポロビール(株)が世界中から厳選した良質なオーガニックワインを、国内で充填して発売する「ビオマニア<オーガニック>」シリーズの第3弾です。ドイツの有機認定機関(GfRS)(注1)の有機認証を受けたドイツのリースリングワインを100%使用。爽やかなグレープフルーツの香り、口に含むとまろやかな果実味と豊かなミネラル感が広がり、穏やかな酸が味わいを引き締めます。繊細でやさしい口当たりのワインです。

引用:サッポロビールHPより


・色
ミハエルと特に違いはないように思う。綺麗なイエロー。


・香り
…ビール?(こんな感想しか言えなくて不甲斐ない)


・味
あっ!確かにミハエルより「辛口」なのがわかる!
一瞬、グレープフルーツっぽかったような…?
確かめようともうひと口飲んでみると、今度は分からなくなってしまった。

この感じ…
例えるなら、今すれ違ったあの人ってもしかして…!?と振り返るもそこには誰もいなくて、あれ…?気のせいだったのかな… っていう、そんな感じの。極めて朧げな気配というか。


※この例えは、とらみなさんの大好きな記事にリスペクトを込めて寄せてみたつもりですが遠く及ばない。
とらみなさんの「例え」が絶妙なこちらのnoteもぜひ味わっていただきたい。



ワインの感想に戻ります。


・チーズとの相性
あ!ミハエルより分かる感じ!カマンベールのクセが辛口に合う!
へぇぇ… すごい!私にもちゃんと分かるんだ…!と妙に感動してしまった。
ちなみにアルコール度数は12%ありますビオマニアさん。


そして、「ビオマニア オーガニック」という商品名からも分かるように、ビオマニアはオーガニック(有機)ワイン。

オーガニックワインとは?

オーガニックワインとは、有機農法(無農薬・無化学肥料・無除草剤など)で栽培されるブドウで造られたワインを指します。有機農法の目的には、土壌が農薬によって侵されていくことを防ぐという、環境保護の側面があります。これにより末永く自然の恵みを受けることができるのです。

参考:思わず話したくなる!ワインの豆知識 オーガニックワインとは?より


なるべく人の体や環境にやさしいものを選びたい… そんな人にとって嬉しいのが、オーガニックワインなのかもしれません。

でも、オーガニックでも添加物は少量ながら含まれている場合がほとんどなのだそう。

ワインにおける添加物といえば「酸化防止剤(亜硫酸塩)」
中には「酸化防止剤無添加」と謳った商品もあり、なんとなく身体によさそうなイメージがあったりもしますが実際のところどうなんでしょう?

こちらの記事が参考になりました。


酸化防止剤を添加するのには歴とした理由があり、添加物=必ずしも有害 ではないことがよく分かる。
イメージや思い込みだけでなく、正しく知った上で選択していきたいですなぁ、何事も。と改めて思うなど。



2つのワインを飲み比べてみた総合的な感想は、、
ワイン単体なら甘口ミハエル、チーズと合わせるなら辛口ビオかな?という印象でした。



ちなみに、開封後のワインの保存方法を調べていたときに見つけたこちらの記事も大変興味深かった。


「ワインは生きもの」

という言葉に、なるほど確かにと頷く。

私は保存方法について事前によく調べず買ってしまったので、開封してから「どうやって保存するのがいいんだっけ…?」と慌てる始末。
これは動物に例えるなら、その子の特性や飼育に必要な道具をそろえずに「かわいい!」と衝動飼いしてしまうようなものでは。今後は気をつけよう…!と思った出来事。

これからワインを初めて飲みますという方は、こちらも是非参考にしてみてください。


とはいえ、人生勢いが肝心なこともある。
下調べして「なんだか難しいそう…」と尻込みしてしまってはもったいないし、気軽にたのしく挑戦してみるのも大事だよね。

※動物に関しては万全の体制でお迎えするのがベストかと思います。


わが家にワインセラーはないので、冷蔵庫の野菜室
なるべく寝かせて、空気に触れる面積を減らして保存することに。
振動もなるべく与えない方がいいらしいけど、野菜室なので毎日開け閉めするのでちょっと厳しいかな。
環境によってワインの味にどう影響が出るのかも見てみたいから、それはそれでお楽しみということで。



そして数日後。
新たなワインがうちに届きました。今回はこちら。

【はこだてわいん ワイナリーでしか買えないワイン ポートランド やや甘口】
日本 ポートランド種使用 白ワイン

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コープのカタログに載っているのを見て気になって、迷ったのち注文。
今までカタログのお酒欄はスルーしていたのに。冒険すると見える世界が変わるらしい。

ポートランドという品種はとらみなさんの地図には載っていなかったのですが、時には地図にもない場所へ行ってみるのも冒険の醍醐味なのです。多分。

〈ぶどうの品種〉

ポートランド
アメリカ原産の耐寒性に優れた生食用の白ぶどうで甘味が多くジューシーで強い香りが特徴です。

〈商品の特徴〉

マスカット系の甘い香りとフレッシュ感が特徴的な
北海道産ポートランド種を100%使用。
ワインを造る以外の一切のコストを極限まで削減し、
お求めやすい価格で販売することができました。

・相性のよい料理:海鮮サラダ、カマンベールチーズ、スイーツ等

参考: はこだてわいん葡萄館 楽天webショップ




いざ、開封!
…と思ったら

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まさかのコルクがお目見え。
ど、どうしよう…コルク開けたことないよ?ていうかコルク開けるやつ(ワインオープナー)持ってたっけ…?


そうだ、栓抜きになんかクルクルするやつ付いてたよな… あれで開けられるかしら…

一応ネットで開け方を調べて試してみる。
ネットって便利だな…(2回目)


栓抜きについてるネジネジをコルクにねじ込んで引っこ抜くという単純な方法なのですが、これがなかなかおっかない
かなり力を入れないとびくともしないけど、力を入れるとコルクからネジネジだけがすっぽり抜けそうで。


ひぃぃ、こわい。
蓋が開かずに穴だけ空いてコルクぼろぼろになりそうでこわい…!

垂直に持って、慎重に慎重に…焦らずゆっくり…


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やったー!!抜けた!
人生初コルク!

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ひゃ〜〜
なんだろうこの達成感。うれしいなぁ。
見よ、この堂々たる立ち姿(?)




他の開け方や、コルクがボロボロになってしまったときの対処法はこちらが参考になるかと↓



開封後のワインの保存方法ですが、コルクの場合は抜いたコルク(の反対側)を再び挿すのがいちばん簡単な方法だそう。
その際、コルクにラップを巻き付けておくと酸化を防ぎやすくなるらしい。




ではでは、無事にコルクも抜けたのでグラスに注いで飲んでみます。

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・色
少し薄め…?


・香り
えっ!すごい… ぶどう!ぶどうだ!
白ぶどうだなぁ〜って香り。フレッシュな白ぶどうの香り!これは期待高まる。


・味
わぁ!今まででいちばん甘い。
でも酸味もあって爽やか。やっぱりお酒ではあるんだけど(当たり前だ)いちばん飲みやすいかも。
しかーし、アルコール度数12%と強め(?)なので慎重に飲みます。


・チーズとの相性
相性の良さとかは正直よくわからない。でも、ただただチーズもワインもおいしい。それだけでハッピー。
たまたま作ったチーズケーキがあったので一緒にいただいてみたのですが、甘いものとも相性がいい気がする。

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甘いものとも合うなんて不思議だなぁと思ったのですが、よく考えたらお菓子作りもお酒って使う。

ラム、ブランデー、キルシュワッサー、オレンジキュラソー(コアントロー)辺りは私も使ったことがあります。
ラムはラムレーズンやモンブランに使うと美味しいよね。
コアントローはチーズケーキに入れるとびっくりするくらい風味がよくなった記憶。

「ワイナリーでしか買えないワイン」シリーズには「ナイアガラ」というぶどうのワインもあるようでら、そちらも是非飲んでみたいなぁ。

日本のワインだけどポートランドだったりナイアガラだったり、少し頭がこんがらがるね。


【某日】

飲む順番を変えてみた。
ビオマニア→ミハエル→ポートランド


・ビオマニア
辛口らしく、クーっとくる感じ?でもスッキリとしたフルーティーな余韻。
なんか、美味しく飲めるようになってきた?


・ミハエル
おや?最初飲んだときよりだいぶ飲みやすい。そしてやっぱりハチミツの余韻が心地いい。


・ポートランド
やっぱりいい香り。
そしてだいぶ飲みやすいような。アルコールって炭酸みたいに開封後は抜けてくの?そんなことないよね。身体の方が慣れてきた?


飲める身体になってきたのかな…?
と言ってもまだまだちびちびと、嗜む程度。



別の品種にいってみましょう。


【盛田甲州ワイナリー シャンモリ 甲州遅摘み 完熟 甘口】
日本 甲州使用 白ワイン

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とらみなさんのオススメの中で唯一の日本種ぶどう「甲州」
ポートランドがいい感じだったので、もしかしたら日本のワインが合うのでは…?と思い購入。
深緑のようなグリーンのボトル。「完熟」の文字にワクワク期待が高まる。

〈ぶどうの品種〉

甲州
グリ系と呼ばれる薄い藤紫色の白ぶどう品種。

主にフレッシュで軽やかな味わいの辛口白ワインが造られますが、一般的な白ブドウに比べて果皮がやや厚いため、あえて果皮由来の成分をワインに多く移行させたものや、オレンジ色の外観をしたワインなども造られます。

甲州から造られるワインは、主にフレッシュな柑橘系の香りと軽やかで穏やかな酸、すっきりとした後味が特徴です。

〈参考〉



〈商品の特徴〉 

甲州種ぶどうは山梨県の代表的伝統品種です。この「甲州遅摘み完熟甘口」は収穫時期を通常より約2週間遅らせて糖度、ミネラルなどの成分を充分取り入れた完熟ぶどうを使用しました。通常の甲州ワインよりボディ(厚み)のあるワインとなります。甲州=辛口というイメージの方も多いかもしれませんが、是非、遅摘み完熟甘口甲州を味わってみてください。

参考:盛田甲州ワイナリー公式webショップ





ちなみにこちらの商品も蓋はコルク…!
緊張が走る…。
でも大丈夫!私は一度コルクを開けられたのだから…!

しかーし、コルクからネジネジが抜けてしまった…。
穴の空いたコルクにもう一度ネジネジをねじ込む。もう失敗は許されない。

強すぎず、弱すぎず、絶妙な力加減で慎重に慎重に…


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や、やったぁー!!
抜けました…!

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それでは飲んでみます。


・色 
きれい(わからぬ)
甲州の特徴?のオレンジ色っぽさはあまり感じられず。


・香り 
ん…?ビール?でもわずかに芳醇な感じ(?)がする気がする。複雑な香り。


・味 
一口で、アルコール感がすごい。喉の奥がカーッと熱くなる。ふぁーっと温もる感じ。飲みすぎると大変なことになりそう…?
ちなみにアルコール度数は11%

「完熟」と聞いて想像していたほどではないけれど、甘いです。
フルーティーだけど、深みがあるような。
他のワインに比べて複雑な感じがするのは、甲州の「渋み」ゆえ?それとも「遅摘み」による特徴?

レーズンのような…?少し発酵したようなぶどうの風味。
上顎あたりに余韻が長くつづく。
飲み終えたあとも、忘れた頃にふわっと余韻が訪れる。
「いつまでも居座る、忘れさせてくれないぶどう」という感じ。
とても特徴のあるワインだなぁ。


・チーズとの相性
いいのではないでしょうか。くせのあるチーズと、くせのあるワイン。くせのある者同士、うまくやっていける感がある。
でもチーズとの相性で言うとやっぱり辛口のビオマニアが今のところダントツ。


ところでこんなものを見つけて思わず購入したので、旅の記録として残しておきます。

甲州ワインチョコ

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美味しかった(感想それだけ?)
ラミー(ラムレーズン入りのチョコ)とか好きな人は好きなんじゃないかな。ラミー美味しいよね。



5本目のワインに行ってみましょう。


【G.A.シュミット ツェラー・シュワルツ・カッツ・プリカッツQ.b.A 甘口】
ドイツ リースリング種他 白ワイン

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ミハエルと同じロイヤルブルーのボトルに、黒猫のラベルが印象的なプリカッツ。猫好きにはたまらない。

〈商品の特徴〉

「GAS シュワルツカッツ・プリカッツ」は、ドイツで最も歴史のある醸造所の一つであるグスタフ・アドルフ・シュミット社の白ワインです。「黒猫の座った樽のワインが最もできが良い」という、ドイツのモーゼル地方ツェル村の伝説から誕生した「ツェル村の黒猫」という名前を持ったワイン。ソフトな口当たりとすがすがしい香りで、ビギナーから飲み慣れた方まで幅広くお楽しみ頂けます。やや甘口で、魚料理や軽めの食事によく合います。


実はプリカッツはリースリング100%ではないので、とらみなさんが教えてくださった「まずはそれぞれの品種が100%の(他のぶどう品種が混ざっていないもの)を選ぶとぶどうの品種がわかりやすい」というアドバイスに背く形になってしまいます。

でも、リースリングについて調べたときに一番最初に目に止まったのがこのプリカッツで、言わば一目惚れ。どうしても試してみたかった…!

開け方にちょっと迷う(フィルムにペリペリするための点線がついていなかったため)
そして3度目のコルク。
3度目でもやはり緊張するし苦戦する…。というか今まででいちばん苦戦したかも。

でもなんとか抜けました…!

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プリカッツのコルクは他とちょっと材質が違う感じ。
すっごく目が詰まってて硬いスポンジのような。写真だと「ザ・木!」って感じに見えますね。
コルクの柄もいろいろあって、飲み終わったあともついとっておきたくなるデザイン。ワインをよく飲む方はコレクションしてたりするのかな。



では、グラスに注いでいただきます。
(ねこちゃんがこっち見てる。「ニャー」って言ってそう)

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・色
いつも通りきれい。でもなんかちょっと発泡してる?グラスに泡っぽい粒がついてる気がする。


・香り
おだやかなビール?(なんじゃそりゃ)


・味
思ったより酸味がある?でもフルーティー。
そしてやっぱり少しシュワシュワ感があるような?でも炭酸あまり得意でない私でも大丈夫な程度のほのかなシュワシュワ。
アルコール度数は9%と、これまでの5本の中ではいちばん低い。


・チーズとの相性
おお!甘口の中ではいちばん合うかも。酸味がいいのかな?フルーティーさが際立つなぁ。
ちなみにこの日はナッツも用意。ナッツと合わせても美味しかった。


プリカッツさんはレビューを読んで「ワイン苦手だけどこれは飲みやすかった」という声が多かったので期待が大きかったのですが、お酒自体に慣れていない私にはやっぱり「お酒」で。当たり前なんだけれど。
プリカッツさんに限らず、ここまで飲んだ5本ともそんな印象でした。
でも決して美味しくないとかそういうことではなくて、やっぱりこれはアルコール慣れしていない私の身体の方の問題かなと。

ちなみに酔ってる感じはなくて(と言っても少量をちびちび飲んでいるので酔うに至ってないだけかもしれない)、もう少し飲めるようになったらまた感じ方も変わってくるのかなぁ。


「ワインは生きもの」と言われるだけあって日毎に味も香りも変化していくし、私も生きものだからその日のコンディションによって味の感じ方も違うんだろうな。奥が深いなぁ、ワインって。




以上、5種類のワインを数週間に渡りちょっとずつ、飲んでみました。
私の人生で未だかつてこんなに連日アルコールを摂取したことがあったでしょうか。



それでは最後にまとめての感想を。 



【総合感想】


・色
全て白ワインなのもあってか、特に際立って違いは感じられなかったかな。どれも綺麗。


・香り
ダントツで「ワイナリーでしか買えないワイン ポートランド」です。唯一しっかりと「ぶどう」を感じられた。好きな香り。


・味
ポートランドかなぁ。
甲州も甘かったけれど、アルコール感が強いのと癖もわりと強いのでその日の気分にもよるかも。
そんな中、ミハエルが記憶の片隅で「わたしもよかったでしょ?」と訴えかけてくる。確かにハチミツのような余韻は忘れられないなぁ。


・チーズとの相性
ダントツで「ビオマニア オーガニック 辛口」です。
そのまま飲むにはちょっと辛い(からい)けれど、チーズと一緒ならいける。
この後アレンジ編でも登場しますが、チーズフォンデュにしたときの相性も最高でした。



【番外編? メルシャン 完熟ぶどうのおいしいワイン(白)】

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こちらは特にぶどうの品種が明記されていないため、番外編とします。

〈商品の特徴〉

ワインの渋みや酸味をおさえ、“ぶどう本来の甘さ”にこだわったフルーティでスイートなワイン。
アルコール低めで飲みやすい味わいなので、気軽に楽しめます。

参考: KIRIN公式HPより

「ワイン 飲みやすい」で調べて出てきたワインの中でもレビューから手応えを感じた商品。
期待しつつ、飲んでみます!



・色
少し濃いめかな?


・香り
ビールっぽい?


・味
ビールっぽい香りとは裏腹に、甘い!
今まででいちばん甘い。後味にアルコール感はあるけれど飲みやすさで言えばダントツ。
アルコールも4%なので、喉が熱くなる感じが少ない。これは確かに飲みやすい。
フルーティーで、口コミにもありましたが「子どもの頃にイメージしてたワインの味」という表現がぴったり。

これ以上飲みやすいワインあるのかな?…と思ってしまうくらい、アルコール苦手なお酒初心者さんにオススメするなら、いちばんなのではないでしょうか。


原材料を見てみると、輸入ワインやぶどう果汁と書かれている。
ワインに果汁を足してる感じなのかな?

今まではレビューで「甘い。まるでジュースみたい」と評されているワインでも、私にとってはやっぱり「お酒」だったけれどこれは確かに「ジュースみたい」です。
逆にワイン飲み慣れてる人には物足りなかったりするのかな?どうなんだろ?

コンビニやネットスーパーでも買えるし、250mlで300円弱と試しやすい量と価格なので、はじめてのワインにおすすめの一品。

これは私もまた買っちゃいそう。
赤ワインとロゼもあるようなので、飲んでみたいなぁ。


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〜アレンジ編〜


5本(750ml)+1本(250ml)のワイン。さすがにそのままは飲みきれない。
しかもワインは生きもの。開封後はどんどん風味が変化していく。
とらみなさんも、開封後は1〜2週間を目処に料理やお菓子作りに使うといいですよ〜 とおっしゃっていたので、いろいろアレンジしてみることに。


・ワインゼリー
オススメ度 ★★★★★
使用ワイン ビオマニア他

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見た目は普通のワインと変わらない。でもアルコールは飛ばしているので子どもでも大丈夫。

息子はワイングラスに入ったゼリーを見てテンションアップ。
(お上品に食べるね… と言って目を閉じて優雅に味わっておりました)

ちなみにゼラチンと粉寒天とアガーの3パターンで作ってみたのですが、私はアガーが好み。
あんまり売ってるとこ見ないのが難点だけど、つるりんとして口当たりのいいゼリーができるのでおすすめです。


・りんごのワイン煮
オススメ度 ★★★★★
使用ワイン ミハエル

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いわゆる「りんごのコンポート」
これもアルコールが飛ぶのでお子様でもOK。おいしいです。


・クリームシチュー
オススメ度 ★☆☆☆☆
使用ワイン 辛口ビオ

うーん、これはイマイチでした。
酸味のあるシチューになってしまった。クリームシチューじゃなくて、ビーフシチューやハヤシライスなら合うかも。それとも単純にワインの量が多かったかな?
あと、ワインの影響なのかは分かりませんがいつもより具材が煮えるのに時間かかったような。
詳しい人が作ればちゃんと美味しいのかも。


・コロログミのワイン漬け
オススメ度 ★★★★★
使用ワイン ポートランド

コロログミ1袋を容器に入れ、浸かるくらいにワインを注いで一晩置くだけ。

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一晩漬けたものがこちら。

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白ワインがロゼみたいな色に…!
コロロはワインを吸い込んでぷっくり膨らんでる。
コロログミ独特の皮っぽい食感もあって、プチプチしておいしい。
なんとなく、梅酒の梅の実を食べてる気分。梅の実おいしいよね。

そして、副産品のなんちゃってロゼ。

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キレイな色にうっとり。
香りはポートランドの白ぶどう感を残しつつ、赤ぶどうジュースのような濃厚さも加わっている。

そして味。あんまい!(甘い)おいしい!
でも後からしっかりアルコール。
デザートワインってこんな感じなのかな〜?


・ティラミス
オススメ度 ★★★☆☆
使用ワイン ミハエル


マスカルポーネチーズが半額だったので購入してレシピを調べていたら、白ワインを使ったレシピを発見。

白ワインの他にラム酒、オレンジキュラソー(コアントローがなかったので)も使うのですが、夫がお酒ダメなので念入りにアルコールを飛ばす。
そしたらラムなどの風味も飛んでしまった…?

実はティラミスの味の正解が分からないので、いつか本場のを食べてみたいな。

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・チーズフォンデュ

オススメ度 ★★★★★
使用ワイン ビオマニア


これは本当におすすめ。
カマンベールチーズとの相性No.1の辛口ビオ使用。
フランスパンをくぐらせて食べると、白ワインの風味がじゅわっと口中に広がる。おいしい〜

フランスパンって空洞がたくさんあるじゃないですか。その空洞にチーズがよく絡んで、口に入れると空洞と一緒にワインとチーズの風味があふれるんです。
ワイン句じゃないけれど、とらみなさんのこちらの自由律俳句を思い出しました。

この句、大好きなんです。

空洞っておいしいんですよね。
サンドイッチのレタスとレタスの間の空洞とか、ハムだって巻いた方がおいしい気がするし、空洞の美学(?)

はちみつと合わせてもgoodでした。
甘口ワインだとどうなるかも試してみたい。

以上、アレンジ編でした。
まだまだワイン残っているので、ちびちび飲んだりアレンジしたりして楽しむ予定。




〜ワイン探しで広がった新たな世界〜
(自由律俳句に挑戦)


ここまでワインを飲み比べたりアレンジしたりと楽しんでまいりましたが、ワイン探しの冒険に出たときから心に決めていたことがあります。

それは、私もワイン句を作ってみること!


ワインを飲んで感じたことを、新鮮なうちに句に閉じ込めておきたい…
と言っても自由律俳句をつくるなんて初めて。

そこで参考にしたのが、とらみなさんのこちらのnote。


初めて読んだとき「ほぅ… 自由律俳句とはこうやって作られていくのか」と感動したものです。
短い文字数の中に情景や心情を描写するというのはとても難しい。
感覚を研ぎ澄まして、必要な部分だけを削り出していく… 職人技を目の当たりにしたかのような尊敬の念を抱きました。

まさかその自由律俳句を自分でも作ってみようという気持ちになるとは。
どこにキッカケがころがっているか、分からないものだなぁ。


そうして実際にワインを飲んで、私なりに試行錯誤した末に出来上がった人生初の自由律俳句がこちら…



リースリング開ければ花束ほどの想い弾ける





ドキドキ…
どうでしょう?(なんて訊くのは野暮でしょか)
さらには句について説明するなんてもっと野暮でしょか…

しかし初心者な私は説明せずにはいられない。

まず、リースリングの香りについての表現はグレープフルーツだったり、りんごだったり、ハチミツだったり、洋梨、白い花、ピーチ、アプリコット、スモークなどなど多岐に渡っていました。
ワイン慣れしていない私の嗅覚ではどれも「ビール…?」という残念な感想しか出てこなかったけれど、本当はもっと複雑で豊かな香りがするはず。
それはまさに、花束のようだろうと思って。

私がもっとワインを「わかる」ようになれば、きっといつか花束のように繊細で複雑な香りを感じられるはず… という期待をこめています。

そしてもうひとつ。
とらみなさんに「ワインショップを巡る地図」をいただいたとき、私はとっても素敵なプレゼントを受け取ったような気持ちになりました。
時間、知識、そしてたくさんの想いを込めて書いてくださったであろう地図は、まるで花束のようで。
本当に本当に、とてもうれしかった。

リースリングを開ければ、香りと一緒にそんな想いもはじける…

そんな、忘れたくない今の気持ちを句に込めたつもりです。

初めての自由律俳句(ワイン句)、とても難しかったけど、とても楽しかったな。

ちなみにその「花束」のイメージが、今回のnoteのサムネ写真。
よくある花の茎を下の方でまとめてリボンをかけたような花束ではなく、「リースリング」という響きにかけて、クリスマスリースのようなリング状の花束を思い浮かべました。

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このリースもお気に入りです♪




ワイン探しの地図は、ワインだけでなく自由律俳句という新たな世界までも私に見せてくれました。
とらみなさんへの感謝が止まらないです。




〜ワイン探しの旅の今後〜


今回は試さなかったものの他に気になっているワイン、今後飲んでみたいワインたちのメモ。


✳︎モーゼル クリスマス・ボトル

ツリー型のボトルに一目惚れ。
リースリングとロゼ、赤ワインの3種あるようです。
Amazonにまだ在庫があったうちからずっと買うか悩んでいたのですが結局買わなかった。来年こそは買ってみたいなぁ。



✳︎林農園 氷果の雫 ナイヤガラ

「ワイナリーでしか買えないワイン ポートランド」を飲んでから「ナイアガラ」という品種が気になっているのですが、その中でもこちらは「極甘口」のデザートワイン

塩尻特産のナイアガラの魅力が詰まった新しいタイプのデザートワイン。濃厚で芳醇な凍結させた完熟ナイアガラをじっくり搾ってつくられ、蜂蜜のような甘さが感じられます。
口に入れた瞬間からブドウのおいしさが感じられる甘口ワイン。マスカットのような香りが心地良く、思わずグラスを重ねたくなる。長野の自然と日本のワインの醸造技術がつくり上げた甘美なる味わいを五感で楽しんで欲しい。(清野 博之氏 (「アピシウス」シェフソムリエ)/ 2019年2月ワイン王国監修テイスティング)


説明文を読んだだけでもおいしそうなイメージが頭の中に溢れる…。
実を凍結させるということは、アイスワインにも分類されるのでしょうか?

375mlで2000円近くするのでちょっと今はまだ手が出せませんが、いつか飲んでみたい憧れのワインの一つ。



✳︎トリンバック リースリング (フランス アルザス)

とらみなさんが実際に飲んで「美味しかった」とおっしゃっていたリースリングのワイン。

シンプルな和食と相性がいいらしく、特に魚料理と好相性。
とらみなさんにお伝えした「私が好きな食べもの」 には書き損ねてしまいましたが、お魚大好きです。
お寿司やお刺身などの生魚も。好きなお寿司のネタはサーモンです。

ハーフボトル(375ml)があるようなので、見かけたら試してみたいなぁ。


他にも、今回試せなかったシュナンブランヴィオニエメルロー(カルメネール)シラーなどのぶどうの品種も飲んでみたい。
ロゼや、黒ぶどうでもお気に入りに出会えるといいな。
あと貴腐ワインっていうのも気になる。
基本的に「甘い」「フルーティー」という言葉に惹かれる傾向あり。




ここまでお付き合いいただいた方、ありがとうございます。
大丈夫でしょうか、文字酔いしていませんか…? 
もうそろそろまとめです。


ワインに限らずですが、世界にはまだまだ知らないことがあふれている。
知らないことを知るのは楽しいけれど、ちょっと勇気が必要なときもある。

それぞれの人生にとって必要なこと、無くても困らないこと。いろいろあるはず。
お酒だって飲めなくても困らないし、無理して飲む必要もない。
お酒を飲めない(飲まない)私のまま、人生を終えてもよかった。

でも、ちょっと「おいしそうだな」と興味を持ったタイミングでとらみなさんが差し出してくださった地図は、私を新しい世界へとやさしく導いてくれました。
これからは、私次第で世界はどこまでも広げてゆける。そんなふうに感じています。

そして、そんな私の歩いた跡がまた誰かの道しるべになるかもしれないよね。

ワイン探しの冒険そのものと同じくらい、このnoteを書くことをとても楽しみにしていました。
そして、楽しい気持ちのまま書き上げることができました。かなり長くなっちゃったけど。
とらみなさん、そして読んでくださった方に大感謝。

読んでくださった方が少しでも「楽しいな」って思えたり、ワインを飲んでみたくなったり、何かいい余韻を残せたなら幸いです。

年齢や諸事情により今はお酒が飲めないけれど、飲みたくなってしまったよ…!という方がもしいたらごめんなさい。
飯テロならぬ「飲みテロ」になってしまいましたね。



ワイン探しの冒険は、まだ始まったばかり。
世界にはまだ見ぬワクワクが待っている。迷ったときは楽しい方へ、進んでいきたいな。



【おまけ】

今年はクリスマスケーキも「リース」な「リング」にしてみました。
松ぼっくりみたいなのは、チョコフレークで作っています。

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リースリングに出会えた人生でよかった!




最後まで読んでくださってありがとう。

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