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【閑話休題】自分が書いた文章を「耳」で校正してみると…?

こんにちは! ナナオキです。

ファンタジー小説「オボステルラ」第四章を鋭意執筆中です。
5月末までにはいくらなんでも連載スタートできる…と思っていたのですが、
本業が繁忙期につき、執筆がトロトロペースです…。
少しお待ちを…。

「まだ読んだことない!」という方はぜひ、ご一読くださいませ!


■タイパ、ってわけじゃないけれど…

さて、本業では、自宅に籠もってカタカタとパソコン仕事をするだけの日もあれば、車移動しっぱなしの日もあります。

ときに遠方移動や県外出張もあったりするので、移動だけで車の運転往復5時間とかもザラです。
運転は好きなので苦痛ではなく、せっかくだから最近話題のオーディオブックで好きな小説を流しながら運転しようかな(車はディスプレイオーディオなので、スマホつなげて音楽とかラジオとかながしてます)などと思っていたら、ふと思いつきました。

「今書いてる小説を、音声で聞いてみるとどうだろう…」と。

特に紙媒体なんかで原稿の校正をする際に、1人が原稿を読み上げてもう1人が聞きながら文章チェックする「読み合わせ」なるものをよくやってて、耳で聞くと、見過ごしてた間違いとか表記揺れとか文章の違和感とかに気付くものです。

で、まだ自分で書いた第四章をあまりちゃんと読み返せていないので、
運転中の時間を活用して耳で聞いて校正しよう!と思い立ったのでした。

活用したのは、Wordの音声読み上げ機能です。

Word文書に小説の原稿をコピペしてスマホにデータ同期して、
スマホのWordアプリで読み上げ!

きちんとカーオーディオから音声でました!成功!

で、自分で書いた原稿を自分で聴きながら運転するという、
見ようによっちゃ、ちょっとナルシストな感じのドライブタイムを過ごしています。


■意外に、ドラマティックに聴ける!

Word文書の読み上げなので、無機質にただ文字を読むだけかなと思いきや、
意外に抑揚がある感じで読んでくれてて、ちょっと感動しました。

とくに、疑問符「?」とか感嘆符「!」とか、それなりに感情を込めて読んでくれます。
「うん……」とか、「……」が入ってる台詞は、ちゃんと小声で沈んだ感じで読んでくれたりして。
漢字の読み方は、例えば「一行(いっこう)」を「いちぎょう」と呼んだりとか、急に中国語の発音が混ざってきたりとか、完璧とはいきませんが、まあまあ聞き流せる感じ。

そうして聴いてると、時にクスッと笑ったり、「ディルさん、良いこと言うじゃん」と感激したりと、校正とかではなく普通に作品を楽しんでしまっています。

いや、自分で書いた文章を自分で聴いて面白がるって、どんだけ自分好きやねん!エンタメの自給自足か!(笑)

でも、いいんです。

自分では面白いと思って書いてるから、自分くらいは面白がってあげないと。

で、肝心の校正はといえば、てにをはの間違いとか、「あ、ここ変えたい」と気付くことはあっても、まあ、運転中なのでメモできませんよね。
で、車を降りる頃には忘れてしまっています(笑)。
くっ、中年の記憶持続力、弱え…!

校正は校正で、ちゃんとデスクでしますね。
といっても、仕事じゃないのでいつもゆるめの甘めの校正ですが…!

■で、第四章の冒頭の一節だけ、音声と文字でお届けします!

第四章の一番最初の一節だけ、先取り公開です!

ね、結構、抑揚あるでしょ?

こういう感じで、ツマルタの街から第四章の物語は始まります。
まだまだ冒頭部では、旅に出る気配はありませんが…!

鋭意執筆中です。
もう少しだけ、お待ちくださいませ!!
もう少し! たぶん、もう少し!!





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