マガジンのカバー画像

全力学級経営

9
運営しているクリエイター

#小学校

心と行動の隔たりを埋めるもの

心と行動の隔たりを埋めるもの

世の中には人の心に訴えかけるものがたくさんある。
映画、ドラマ、本、漫画、講演。
現代ではYouTubeで「泣ける話」と検索すればゴロゴロ出てくるし、書店の自己啓発本コーナーは、人気コーナーの一つと言える。
泣ける話を見て、大事なことを学ぶ時もあれば、自己啓発本で有力感に満ちることもある。
心はさまざまな形で揺さぶられる。

自己啓発本を例にとろう。
自己啓発本に書いていることの本質は概ね変わらな

もっとみる
掃除道〜心を育てる掃除〜

掃除道〜心を育てる掃除〜

学校で掃除。
多くの人が嫌がることだろう。
しかし、掃除は非認知的能力を鍛える場になりうる。
・友達との協力
・思いやり、親切心
・見る力
・自制心
・公徳心
ザッとあげるだけでもこれだけある。
しかも掃除は毎日ある。
これを活用しない手はない。
なぜ掃除が重要かについてこちら(心と行動の隔たりを埋めるもの)で詳しく述べている

掃除でまず彼らに語るのはその魅力だ。
私はカストーディアルの話をまず

もっとみる
心が先か、行動が先か。

心が先か、行動が先か。

気持ちが先か、行動が先か。

あなたはどちらの方が大事だろうか。

ゴミを拾うのが先か、ゴミを頑張って拾おうと思える気持ち作りが先か。

逆上がりの練習が先か、逆上がりを練習しようと思える気持ち作りが先か。

最近の教育観では、この「気持ち」を重視している気がする。主体的に学習に取り組む態度というやつだ。
もちろん、それは大切なこと。

が、果たしてこれは「気持ちが先」ということなのだろうか。

もっとみる
瀬戸solan観察記

瀬戸solan観察記

彗星の如く現れた私立小瀬戸solan。
得体の知れない学校に興味があった。
探究型を追求するスタイルだという。

そもそも、私は探究型に批判的だ。
例えば、算数は算術から来るものであり、決まりや仕組みをどれだけ身につけられるかという点が非常に重要だからだ。
越えねばならぬハードルが各学年用意されている中で探究型はあまりに非効率的だと思う。

あくまで断っておくと、「探究型」に批判的なのであって、探

もっとみる