キャンプ✖️IoTでもっとかっこ良く。使って良かったIoT製品など便利グッズを一挙大公開!
三密を避けながら自然の中でリフレッシュでき、(Wi-Fiや電波の良いところであれば)快適なリモートワークもできる「おそとキャンプ」が近年注目されています。その流れを受け、電源あり・Wi-Fi環境ありといった、「ワーケーション」需要に応えるキャンプサイトも増えています。
……Wi-Fiがあるなら、キャンプサイトもIoT化できますね。(にっこり)
先日、記憶にある限り初めて(!)のキャンプに行った際、キャンプで使えそうな「IoT製品」や「便利グッズ」を試してみました。その中でも特に良かったものをここで紹介したいと思います。
わたしは普段、都内の3階建ての一軒家への引っ越しをきっかけに、IoTを駆使してネコや人間が住みやすい家にしていく、という取り組みを3年以上やっています。プログラミング不要ですぐに使えるモノもあります。興味のある方はこちらからご覧ください。
1:Amazon Alexa やGoogle Homeなどのスマートスピーカ
定番すぎるのですが、まずはこれ!
キャンプ場で料理タイマーとして使ったり、音楽を流してみんなで聞いたり、Alexaのアプリにあるクイズでみんなで遊んだり(リア充)。スマートスピーカを買ってみたものの自宅では使う用途がない…という方でも、複数人で行くキャンプなら活用の幅が広がります。(もちろんソロキャンでも、スピーカーとして使うと気分がアガるはず)
注意点としては、いつも使っているAmazonアカウント/Googleアカウントを使った場合、友達に個人の趣味がバレたり(恥ずかしい)、Amazonの商品カートに要らないモノを入れるイタズラをされたり…、そもそも、公衆Wi-Fiに繋ぐ場合は、セキュリティを考慮し別のアカウントを作る方が安心。
2:SwitchBot温湿度計(2個以上)
デジタル温湿度計があると、自然界ならではの温度湿度を記録でき、とても楽しいです。
温湿度計が2つあれば、テントの内外の気温を測って、どれだけテントが良い仕事をしてくれているか測定したり、複数人でキャンプに行く場合は、友達のテントと自分のテント中に温湿度計を置いて、誰のテントが快適な住環境かを競争してみたり…と楽しそう!
わたしは今回、テント内の寝袋の中とテントの外の2箇所に設置し、温度湿度を比較するのに使いました。
こちらはテント内寝袋の中の温湿度です。
寝袋の中は、就寝し始めた夜中1時から朝の9時ごろまで常に25℃以上に保たれ、湿度は30%〜60%を推移していることが分かりました。
一方、テント外は、朝の6時ごろに最低気温7.2℃を記録し、目が覚めた朝の9時時点では約12℃だったことが分かりました。一方で湿度は、夜間は常に70%以上を維持していました。
キャンプ初心者のため知らなかったのですが、地表近くはこんなに湿度が高くなることがあるんですね。中庭キャンプとは違う、自然界でのキャンプの醍醐味が感じられて面白かったです。(もっと色んなキャンプ場で寝てみたい)
ちなみに、テント外の温湿度計は、夜露で濡れるのが心配だったため、ジップロックに入れて設置しました。(テントの入り口の電源タップを引いている付近に置いてあるのが温湿度計)
3:Anova(IoT低温調理器)
低温調理器は、料理出来ない勢にもオススメな料理器具で、せっかくの肉の塊をBBQの火で黒焦げにしてしまった…とならないためにも、1台あるとものすごく便利。
アプリでレシピを見て、作りたいレシピの通りに温度と時間を設定し、ジップロックに入れて真空パックした生肉を水に浸けて数時間放置。食べる直前にBBQ台で仕上げのグリルをするだけで、簡単に美味しいローストビーフが出来ます。注意点をあげておきます。
・事前に1回はリハーサルをやった方が当日慌てなくて済む
・電力消費量が1000Wなので電力供給量に注意を払う必要がある
・高温の水を入れる深い鍋など入れ物を持っていくのでかさばる
・ジップロックを忘れない
・低温で放置する時間配分に注意(昼すぎに仕込んで夜に食べると良い)
わたしが行ったキャンプ場は、1サイトあたり1500W20Aまで。(事前に確認しましょう)
Anovaについては、別途記事にしたいと思います!
Anovaを楽天で見てみる(現在、Amazonでは販売されていないようです)
4:バーベキュー用のスマート温度計(出来れば複数箇所測れるもの)
これはすごいですよ!最大6箇所(!)、肉などの測りたい食材に突き刺して温度を計測し、タイマー機能や、リアルタイムにスマホで6箇所の温度変化をグラフ表示してくれるという優れモノ。ワクワクしますよね!!
「この肉は60℃で30分焼くと良いんだよ」とか何とか言いながら定量的にBBQしてたら、料理上手に見えてモテるはず…(笑)
スマホでグラフ表示されるので、数分火が弱まったとか、自然界でのBBQでありがちな"外乱"制御が見えたり、BBQの分析や改善の手助けとなったりと、重宝すること間違いなし。
5:コンセントタイプの電気敷き毛布
冬キャンプでの防寒対策としては、地面からの冷気をいかに防ぐかが重要になります。
ウレタンマットや段ボール(暖かい^^)をテント内に敷き、その上に電気敷き毛布を敷き、寝袋の中で眠ると快適でした。電気毛布様様です!
冬キャンには必携ですね〜〜。私はありものを持って行きましたが、こういうコンパクトに畳めるタイプが良さそう。
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ここから先は、今回は使わなかったのですが、あると良いなと思ったものを紹介します。
6:電熱ジャケットや電熱パンツ(スマホで温度管理可能だともっと便利!?)
日が暮れるとキャンプサイトは一気に寒くなり、防寒対策が必要。(テント内は電熱敷き毛布があるので暖かいのですが、外は寒い…。焚き火は防寒対策にならない!)
こちらはAliexpressで購入した、スマホで温度調整が出来る電熱ベスト。Bluetoothでスマホから操作できるというところにグッときます。モバイルバッテリーから給電して使います。
まあこれはどう贔屓目に見ても、スマホで温度調整する必要はどこにも無いですよね…(苦笑)。ボタンで3段階の温度調整が出来るものはAmazonでも人気のようです(普通の人はこちらで事足りそう)。特に外では下半身が冷えるので、これがあると便利だったなーと。
7:一酸化炭素検知器
冬キャンプに「ストーブ」を持ち込む方も多いと思いますが、怖いのが一酸化炭素中毒。わたし自身、数年前に古民家に宿泊した際、寒くて石油ストーブを使ったのですが、頭痛が出てちょっとしたトラウマになった経験があります。ストーブを持ち込む場合は、こちらを持って行き、一酸化炭素濃度がデジタル表示されているだけで少し安心できそう。(もちろん定期的な換気は必須です)
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今回は以上です。参考になった方も、こんなに要らないよと思った方も(笑)、ハートやコメントいただけると励みになります!
↑キャンプの練習に付き合わされるころにゃさん
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