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【演劇】私の演劇年表
演劇で1番になれ
私が演劇に触れるようになってから恩師に言われた言葉です。
10年以上続けた演劇とどう向き合ったのかについて書いていきます。
小学 はじめたきっかけ
初めて触れたのは小学校のクラブ活動でした。
目立つの大好き!たくさん人前に出ていたい!
そんな子どもだったので台本に乗っ取ってさえいれば怒られないし、1人で話すのだから絶対目立てる!と思って入部したのがきっかけでした。
中学 第一の苦難
演劇部がある学校に進学しそのまま本入部。
これから演劇をできるぞ!目指せ主演!と息巻いていたところ、
顧問、突然の蒸発
大会で入賞するほどの実力者だった顧問は理由も言われずに蒸発しました。
顧問ありきの部活はすぐ荒れました。
先輩は趣味のギターを持ってきて弾き語り、同期は漫画を持ちこんで読む。
後輩はその姿を見ながら宿題をやる。
今思っても最悪の時間でした。
こんなじゃいけない!
そう思い、部長に就任。各所に掛け合って近所の学校の演劇部と一緒に練習させてもらったり、過去上演したものの映像を見て勉強するような時間を取りました。
高校 精神的ストレス
しんどい思いしたのにも関わらず大会出場経験のある演劇部がある高校に進学しました。期待して入るも強かった時代は過ぎてしまい、モチベーションの低い部活になっていました。
この場で発言力を強める、立て直すためには何をしなきゃいけないのか。
そう考えて、部長に就任。
そして演劇部の名前を広め、学内公演で満席を実現。主演も務めることができました。
順風満帆に見られたそんな時、同期の自分勝手な発言で大炎上。
大会2週間前の話でした。
阿鼻叫喚に包まれた部室を忘れられません。
部員として、部長として全方位に気を遣いながら部活を回すようになりました。
そんなことをしたせいなのか私は、寝れなくなりました。
今思えばうつ病だったと思いますし、演劇に対して執着し始めたのはこの時期だと思います。
自分が壊れそうになっても相手の苦しい思いをどうにかしたいと行動して、公演は無事成功。その後もいろいろありましたが、卒部することもできました。
大学 学生演劇だけじゃない世界を知る
同期が演劇が強い大学に行く、といい一緒にオープンキャンパスに行ったのがきっかけで進学を決意。入学しました。
そこで出会った人たちに、学生演劇だけでなく小劇場や2.5次元、ミュージカルがあるということを知りました。
いろんな作品を見に出かけ、それぞれのジャンルの良さを知り、自分の演劇観を変えられました。
今までは狭い仲間内だけで演劇を回していましたが、
世界は広くて、いろんな正解を持っていて、それを信じて芝居や表現をしているんだ。
そう思ったらもっと自分がすきだって思える芝居を、作品を作ろうと考えるようになりました。
社会人 立派なお客さん
現在は、いろんなジャンルを観に行くお客さんになりました。
在籍中は、知り合いの舞台を手伝ったり出演させてもらったりもしましたが、
エンタメは甘い世界ではないので早々にお客さんでいようと今のスタイルになりました。
総括 舞台はいいぞ
舞台のイメージって
・敷居が高い
・お金がかかる
・時間と期間が決められている
・独自のルールがあって初心者が見に行くのは難しそう
と思われていることが多いです。
しかし!見に行ってみるといろんな人がいて楽しいです。
実際はチケットを買って、劇場に行くだけなので映画館で映画をみる習慣がある人なら変わりありません。
演じ手として活動していた自分の立場から言えば、
演劇を含めたエンタメの世界は煌びやかではありますがそれ以上に厳しい世界です。
見るだけが一番いいスタンスだと私は思います。
ただ裏を知れば、学べば学ぶだけ感じ方も違いますので、
どうしても裏を知りたい!理解したい!という方は学校に行ったり、劇団の手伝いをして見てもいいかも知れません。
エンタメ業界は残り続ける人もいれば、去っていく人もいます。
まあ!ここまで色々書いてしまいましたが、
これからみた映画や演劇なども私独自の視点でお話ししていきます!
ここまで読んでくださりありがとうございました!