2023年振り返り
2020年から言えないことが多かった去年を除いて、1年の振り返りを文字に起こして頼まれてもないのに公開してるんだけど、今年は本当に何も感じない1年だった。
1年を振り返って何も感じないのは初めてのこと。
環境的には間違いなく、大きな変化があった。
4月に社会人になって、北の果てまで引っ越して、初めての一人暮らし。
抜け出したくって逃げ出したくって
泥みたいな世界で息ができなくなった私に
酸素を送り続けてくれた人たちとも別れを告げ、
全て投げ出したくて北海道に来た。
北海道での暮らしは快適だった。
生活時間帯がずれ、テレビもネットもあまりみなくなったので、
人と比べて辛くなることはなくなった。
北海道に来た時点で、今年の目標は達成していたのだろうか。
この1年で1番残念だったことは
年間を通して私の元気がなかったこと
虐待されたベートーヴェンが愛し方を知らなかったように
愛情は注がれなければ注ぐことができない。
マイナスをゼロにすることに全てのエネルギーが持っていかれてしまった。
プラスを生み出す力が残っていなかったのが残念だった。
変に客観的な言い方だけど。
悲しみも絶望もトラウマも作品を生み出すための彫刻刀
という戸田真琴さんのマインドで生きてる。
死ぬほどセクハラを受けた時に撮った写真は美しかったし
恋人と両思いなのに別れなきゃいけなかった時に描いた絵も綺麗だったし
孤立した時に作った音楽も今でもとても気に入ってる
今年は彫刻刀にもならなかったのが、ただただ悲しい。
その中でも素敵な歌手に出会うことができた。
日食なつこさん
彼女の歌のおかげで何とか生きてこれた。
哲学には遭遇しなかったが、確かにいくつかの真理は存在した。
11月26日の私のメモ↓
信頼とは約束であり、約束とは信頼である。
来年は表現活動を再開したい。
写真、映像、舞台。
「貴方の前説、たまらなく可笑しかったわ!」って
おばあちゃんに握手を求められたときのあの笑顔が忘れられない。
正直、これで食べていこうとは思わない。
本業副業の概念はない。
悲しさや悔しさやモヤモヤをしっかりと彫刻刀にしていければいい。
見たお客さんの人生が豊かになるような、
もう少し生きてみてもいいかなと思えるような、
社会問題をちょっとでも考える機会になるような
そういう劇体験をしてもらいたい。
本当にやりたいファッションや髪型、
何にも思いつかなかった。
去年はかなり作品を作れたのに、今年は何かを生み出したい気持ちにならなかった。何も生み出せなかった。
ただプライベートはめちゃくちゃ充実してた(笑)
香港と韓国と2回も海外旅行も行けて、道内旅行もできた。
同期に会えたのが今年一番良かったことかなあ
私はしばらく北海道にいるので、まだまだ開拓しようね~