カフェとママと限定のやさしさ
今、郊外の某スターバックスでこれを書いているのだが、とても胸がちくちくしている。
それは、、、ママがゆっくりお茶が出来ない光景を2回も見てしまったからだ。
平日の午後、ゆったりとした店内は勉強をする人、読書する人、商談をする人、寛ぐ人、思い思いの時間を過ごして要るのだけれども、入口に付近にいた抱っこ紐の女性は突然子どもがぐずり出してしまった。
ユッサユッサ揺れて赤ちゃんをあやし始めるもなかなか泣き止む気配がない。そしてお店の外に出てしまった。
「あ〜私が代わりに注文してあげたいな」
私の中のおせっかいおばさんの血が湧いた。
そうなのだ。こういうカフェは自分でカウンターで注文して自分で品物を運ばなくてはならない。セルフサービス。
妊娠する前は当たり前に出来たことなのだが、2歳児がいる今もセルフサービスをこなすことのハードルがめちゃめちゃ高い。
まして泣き喚く子をあやしながら注文するって人の目もあって結構つらい。そしてその子の世話をしながらゆらゆら揺れる飲み物をトレイで運ぶ、場合によっては子供用の椅子も用意する、これがなかなかハード。
せっかく外へ出て気分転換でカフェに来たのになかなか休めないのはちょっと悲しいなと思ってしまった。
そしていつの間にかその女性は外のテラスからもいなくなってしまっていた。
気持ち悪がられても声をかければよかったなと後悔。
また目の前に座っていたこれまた抱っこ紐で子どもをおんぶしていた女性も、子どもがわんわんと泣き出した。ちょっと待っても子は泣き止まないのでその女性はそそくさとコーヒーを飲み干して店を出ていた。なんだか切ない。
あぁ、その間だけでも私がその子をあやしてあげれたらなと思った。
束の間の休息が本当に金なのだよ、、、と心の中で呟いた。
今度は声を掛けれるかな。。。
そして、店員さんは心地よいサービスを限られた人にしていることを気づいてはいない。
本当のサービス、心地よさってなんだろな。
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