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隠れコミュ症を自称するわたしが、ここでは裏表なく話せる理由。
わたし、今、こんなこと考えてます。
そんな小さなことを気軽に発信できるのがここ、noteの広場であること。
わたしがある方から「あなたもやってみない?」と誘われ、書くことが好きだったわたしはそれに、一も二もなく飛びついた。
今でこそ、思いを言語化することはそんなに、そこまで苦ではないし、何かのテーマがあればそこそこ話せるけれど。noteと出会うまで、わたしは今と真逆のー 下を向いて、足取り重たそうに歩いてた。
人に意見を言ったら、もしかしてみんな、わたしの知らない側面を見て、「意外(いが)ーい笑」
とか言ってわたしから離れていくかも。
ちょっと困った顔をして、「へぇ、そんなのが好きなんだ」嘲笑うような目で見て、わたし達は正常なんだと言いたげな目をしてこっちを振り返る。
そんなことが容易に想像できたし、もともとわたしは争い事を好まない性格でもあるし。
だから、どんどんちっちゃく丸く、猫背にでもなるように自分の殻に閉じこもるようになっていった。
で…次第に人と話すことが億劫になっていった。やれ人との関わりは面倒だ、一人が楽だ、という考えはきっと、自分を守るためにこの時に身についたんだろう。
最初に話したくなくなったのは学校関係者と家族。友達も先生も、全部、ぜんぶ。
こんな言い方をしたら誤解を招くかもだけど、信頼してしていなかったんだ。
言葉の裏には、何かがある!
小さなわたしの頭には、この事実が深く刻まれたんだ。
だから、簡単に人を信用してはいけないんだと。
大人同士の挨拶ー 社交辞令のように
積極的に会おうとはしないけど、「またの機会に」とか「次,また暇な時にご飯とかいけたら行こうよ」とか言うあれと一緒で。
「その服、かわいい/大人ね」とか言われたら
→「派手/地味ってこと?」
「今日は落ち着いてるね」
→「いつもは落ち着きがないってこと?」
なんて、キリがないくらいに言葉の裏や、行間を読んで疲れ果ててました。
こんな汚い心の中も、言葉にしてしまえば「それまで」になるのだろうけど、
オンラインだと何かが違う。
言葉にならない時間も一緒に楽しんでもらえてる、とでも言えばいいのかな。
見ず知らずの人に言葉を届ける
と言う点で、きちんとした言葉を使おうと意識もするし、放った言葉と違って言い直しができるっていうのもわたしにとっては都合が良かった。
何より、嬉しかった誤算がこれ。
何度でも「わたしの言葉」
になるまで、待ってくれる存在がある。
それだけで充分だった。
これが一度オフラインだと
「何を考えてるのか、話さないとわからない」
「言語化してよ…じゃないと練習にならないよ?」と呆れられるし、想いを言葉にするまでの時間を、待とうともしないせかせかした空気が常に流れてる。
挙げ句の果てには「なんで話さないの?」と
話さないこと自体を詰め寄られるなんてこともあった。
言葉を扱うことが、どれだけ難しいかわからないからそんなこと言えるんだ。
“話し始めるまでのわたし”が主体でなく、
“話を聞いてあげる(貰う)側の人が主体”になってる感じがすごくある。
人の時間を貰ってるんだから多少はそうかもだけど、思いや感じてること、考えてることをどれだけの時間でアウトプットできるかなんてAIじゃないんだしバラバラでいいよね。
こんなことを気軽に話せるなんて思ってもみなかった暗黒時代(笑)
わたしは書くことを味方につけたおかげでどうにか…生きて来れた。
言い過ぎでしょうとあなたは笑うかもしれない。それでもいい。
書くことで自分の心を守る術を身につけた
書くことが話し下手なわたしの一役買ってくれた。
ただそれだけで、わたしの気持ちや考えに「そうなんだ」って頷いて知ってくれる人が増えた安心感は、誰でもない、自分だけが知っている大きなもの。
もし仮に、この先わたしの声が出なくなって話せなくなったとして。わたしはショックを受けるのかな?
その時になってみないとわからないけど、
「ああ、そうなんだ」って一つ頷いてまた前を向くのだろう。
話せなくてもわたしはわたしと確立して生きられる術がまだあるのなら、何も話すことに固執しなくてもいいのかもしれない。
きっと、あなたにぴったりの
前向いて歩いて行ける方法がほかにある。
たとえ、かつてのわたしのように
話すことが苦手だったとしても。
だから、諦めないでいて。
どこに着地するでもない、オチのないわたしのnoteで クスッと肩の力を抜ける人が一人でもいたらこれほど嬉しいことはない。
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