追い求めるもの
自分の目指す味。
食べた後に口の中に心地よい余韻の残る味。
うまく伝わらないかな?ですが、なないろ工房のお菓子ではそんな味を目指していました。もちろん砂糖を使っていたので、甘いのですが、食べた時に感じてほしいのは、「甘い」ではなく、「おいしい」でした。
ガツンとくる甘さではなく、後からじんわりと感じられるおいしさ。
香りを感じられ、口の中の余韻を楽しめる、そんな味。
それは農家として育てている野菜やフルーツに対しても変わらず目指している味でもあります。
水っぽい味ではなく、野菜の味がしっかりと感じられるお野菜。「あまい」フルーツではなく、香りや旨さも感じられる「おいしい」フルーツ。そんな味わい深いおいしさを目指しています。
お菓子の場合は、こうすれば➡こうなるは、経験しているのでわかるのですが、植物はそれがまだまだ未知なので、簡単ではないですが面白いですね。