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アダルトチルドレンの年末年始と家系のカルマ。

こんにちは。
内観アートで自分を幸せにする専門家/七井美樹です。


さてさて、これを書いているのは2024年12月30日。
今年もあと1日で終わりですねー!

年末年始、なんかモヤモヤしているアダルトチルドレンの皆さん、多いんじゃないかなーと思います。

私も年始、実家に行く予定なんですけどね。

今年の年始の実家訪問は、これまでと一味違う心境です。

去年までは、私は自分がアダルトチルドレンであることを自覚していなかったので、いつも通り実家に行って、父親がぐでんぐでんに酔って、母親が苦々しい顔をしているのを見て帰る、という感じだったのです。

今年は、私はアダルトチルドレンを自認した記念すべき年になりました。

なので、親との接し方が難しいなと、今から身構えています。

1.アダルトチルドレンを自認して世代間連鎖に気づいた2024年

今年の夏ごろに、「私ってアダルトチルドレンなんじゃん!」と自覚してから、けっこう苦しい時間を過ごしてきました。

親との関係を紐解き、幼い頃の記憶がフラッシュバックして「ぐるじい…」となったり、親だけじゃなく親戚にされたことも思い出して、「私って、なんて人生ソンしてるんだろう」と怒りが込み上げてきたり。

そうした幼い頃の経験が、今現在の私の人生にどう作用しているのかもわかるようになってきて、「私って、なんてかわいそうな子なんだろう」と憐れんだり。


苦しみながらもいろいろな文献を読み、カウンセリングを受け、起業の学びもしているうちに、親、そのまた親、そのまた親から受け継いできた世代間連鎖に気づきました。

世代間連鎖。
これは、「家系のカルマ」です。
血族が受け継いできた観念やネガティブな思考のクセと、それにともなう行動と言動。

私たちアダルトチルドレンは、この「家系のカルマ」が、見えないDNAとして刷り込まれています。

家系のカルマは、自分と両親、両親のきょうだい、両親の親くらいまでさかのぼり、わかる範囲で家系図を作ると、それだけで見えてくるものがあります。

私は2代前までの家系図をなんとなく頭に思い浮かべただけで、もうこれでもかというくらい、ばっちり、確実に、家系のカルマがわかりました。

わかったとき、「あちゃ~、こりゃ大変だ」と思いましたよ…。


2.アダルトチルドレンは「家系のカルマ」を解消する役割を担っている

そして、これは私の勝手な解釈なのですが、

家系のカルマを突き止めたアダルトチルドレンは、そのネガティブな世代間連鎖を自分の代で解消する役割を担っている

と思っています。

「自分の生きづらさだけで精一杯なのに、家系のカルマまで解消しなきゃいけないなんて、そんなの無理!!」

と思う人も、もちろんいるでしょう。


自分のことで精いっぱいの時は、自分の生きづらさを解消することだけを考えていれば、よいのです。それをまず、やっていきましょう。

ただ私は、この「家系のカルマ」「見えないDNA」に気づいた時、初めて親への理解と憐れみ、共感を覚えたのです。

ここまできたら、「私で家系のカルマを止めてやろうじゃないの」という気持ちが湧いてきたのです。

いま、私は↑この段階です。


「家系のカルマ解消」と一言でいっても、何したらいいのか、模索中です。

なんとなくぼんやりと、これをすればいいんじゃないかと思っているのは、こんなことです。

・自分自身が一つひとつ、生きづらさを解消していく。
(無理しない、我慢しない、やりたいことをやる、心の声を聴く、心地いいことをやる、ワクワクすることをやってみる)
・少しずつ、自分がアダルトチルドレンであることを公表していく。
(私はすでに、家族、友人、ママ友、ブログでも公表済み)
・アダルトチルドレンについて学び、しくみを理解する。
・アダルトチルドレンが集まれる場所を作る。
・アダルトチルドレンについての理解を啓蒙する。

ここまで書いてみて、
「あー、私、少しずつやってるな」と思いました。

こうしてnoteに書くことも、自分をメタ認知すること、浄化作用、啓蒙など、いろんな側面があり、たとえそれが微々たるものだとしても、確実に少しずつ前に進んでいるという確信があります。

1歩進んで2歩下がり、まだ半歩進んで1歩下がる…みたいな時もたくさんありますが、それでも進んではいる。
時間をかけて、ちゃんと進んでいる。そう感じられることが、とても尊いのです。


3.現実的な親との関係をどうするか

ここまで書いたことは、すべて私の内側で起こっている変化です。
現実的な親との関係は、目に見える形では変化していません。

で、年始の実家訪問に話が戻るわけですが。

正直言いますと、これが結構、難しいのですよ!


私の行動として、いくつか考えてみました。

①今まで通り、穏便に、やりすごす。
「私は変わってないですよ」というフリをする。
例年通りの年始のあいさつにする。

②少しにおわすw。
カウンセリングを受けてること、カウンセリングを学んでいることを伝える。
「自分について見つめ直している」とふんわり、伝える。

③ダイレクトに伝える。
私はアダルトチルドレンだと気づいたことを伝える。
あなたたちは毒親のカテゴリーに入りますと伝える。


年始を前にして、いまだにどうしようか、考えています。

これをどうしたらいいのか、カウンセラーに相談したかったんだけど、年末の営業はもう終わっているので、相談できず。

でも、私のカウンセラーが言いそうなことを想像するとですね、

「あなたはどうしたいの?」

って言うんですよ、たぶん。

(「俺そんなこと言わないよ」って言うかなww)


たとえ言わないとしても、
「あなたはどうしたいの?」と想像できるということは、自分で自分をカウンセリングできるようになってきたのかなぁ?と思ったりもして。

「あなたはどうしたいの?」
「私はどうしたいの?」

これをですね、年始までに考えてみることにします。

高齢の親にアダルトチルドレンの問題を、直接伝える必要があるのか。
伝えることと、家系のカルマを解消することは、影響し合うのかどうか。
伝えずに家系のカルマを解消するにはどうしたらいいか。


まだ答えは出ていませんが、同じようなことで悩んでるアダルトチルドレンの皆さん!

「私はどうしたいのか?」ってことを、年末年始、一緒に考えましょ。

どうなったかは、年始のnoteに報告しますね!


自分で自分を癒す「ヒーリングアート」についてはアメブロに書いています。


家系のカルマにについて、stand f.mでもお話しています。

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Miki Nanai/アート×心理学×スピリチュアル
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