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タンバリンフェスティバルの思い出


どこからが現実なのか。

君はハッキリ、キッカリ、説明できるっていうのかい?

私はすべてを曖昧にして
あいまみーまい。


まぁまぁ、せっかく開いたんだからタンバリンフェスティバルの思い出話を聞いていってよ。

#どんとこい秋2024
そういうこと!!



フェスティバルというくらいだから 屋台が出たり、曲芸師がいたり賑やかな場所からスタートする。

君はそう思うだろ?
私だって普段ならそうさ。

でも違う。
今から話すフェスティバルは一味も二味も違ったんだ。


私がアホみたいな顔をして
「お前さんは暇なのかい?」
などとだらけていたところ

草がなびく草原を、沈み行く太陽をスポットライトに彼女はやってきた。

そう!彼女はっ!


路地裏プリンセス!!
ゆらゆらミルコ!!

(皆様、脳内にサカナクションの新宝島を流しながらお楽しみください)

絶妙な低姿勢で、手元のタンバリンを叩きながら彼女はやってきた。
タンバリンがシャンシャン、タンタンと鳴り響く。
動きがコミカルだが、目は真剣そのものだ。

ミルコさんは草原でぽかんと口を開ける私に元気よくこう言った。

「どんとこい秋2024!」

いいキメ顔だった。
私はハッとした。

ハッとした時には既にタンバリンを手に持ち打ち鳴らしていた。なぜだ。

でも、いい。
今は打ち鳴らしたい気分だ!

絶妙な低姿勢でそのまま2人、草原を進む。

するとpersiさんが何やら私の記事を読んだよと話しかけに来てくれた。

しかし、ミルコさんも私もタンバリンを打ち鳴らし続けていて、なかなか聞き取れなかった。

そして、やっと2人で返した返事が

「「どんとこい秋2024!!」」

だった。
素晴らしいハモリだったと思う。
私はミルコさんとのハモリを忘れないことだろう。

そんな私達を見てpersiさんもハッとした顔をした。

気がついたら、絶妙な低姿勢でタンバリンを一心不乱に叩くpersiさんがそこにはいた。

私達3人は、まだまだ続く草原をタンバリンを打ち鳴らし進んでいく。

「このまま君を連れて行くと〜」
「「どこに?!」」
「丁寧、丁寧丁寧に〜」


たまにサカナクションが入ってくるおかげか、リズムがいいタンバリン。
合いの手は決めていないが揃う。
そういうものらしい。

しばらく行くと蒔倉みのむしさんが、切り株に座って手を振っていた。

私達3人は駆け寄った。
低姿勢のまますごいスピードだった。
もちろん、タンバリンは打ち鳴らしていた。

「「「どんとこい秋2024!!!」」」

花火の音に似ていたと思う。
それくらい弾けていた。

ハッとしたみのむしさんの顔も素敵だった。

その頃にはすっかり辺りは暗くなった。
でも、なぜかほんのり明るく灯るタンバリンがそれぞれの手にはあった。
打つたびに明るくなる。
ほわほわとした光が飛んでいく。

蒔倉みのむしさんが凄く楽しそうにシャンシャンさせた。もちろん絶妙な低姿勢。

少し喉が乾いたねと言い叩きながら、草原の売店に行くとmioさんがいた。
私達はタンバリンを打ち鳴らし続けていたのでmioさんが気を利かしてお店のカウンターにストロー付きの飲み物を用意してくれた。

ありがたい。
感謝しかない。
最大級の感謝を4人で述べた。

「「「「どんとこい秋2024!!!!」」」」  

ハッとしたmioさんだが、流石売店の店主ですぐにタンバリンを打ち鳴らす。低姿勢もお洒落だ。

お店の前で5人になった私達はおもいおもいにタンバリンを打ち鳴らす。
すると、どこからともなく現れた渡邊惺仁さんが
 
「丁寧、丁寧、丁寧に〜」

と歌ってきたので
私達はリズムを取り直し

「「「「「どんとこい秋2024!!!!!」」」」」

フェスティバルに恥じない声を上げた。

ハッとした渡邊さんは丈夫そうな木の板をいつの間にか組まれたキャンプファイヤーの火で炙って曲げている。

丁寧な渡邊さんはタンバリン制作から入るらしい。
私達はそれを、タンバリンを打ち鳴らしながら見守っていた。

そこへ、タンバリンとは違う音を奏でながら近づいてくる男がいた。

カタカタっ、カタカタっタタンッ!!!

その男の手にはカスタネットが握られていた。

「ハッ、あなたはっ」
「かの有名な」
「#なんのはなしですかの」
「生みの親」
「コニシ木の子さんっ!!」
「ではないですか」

口々に言う私達にウィンクで答えながらコニシ氏はこう言った。

「どんとこい秋2024?」

カスタネットがカタタンッ!と鳴る。
そして私達はタンバリンを打ち鳴らして応えた。

「「「「「「どんとこい秋2024!!!!!!」」」」」」

#なんのはなしですカスタネット

その夜、伝説のカスタネットとタンバリンの融合は
はるか彼方まで響き渡り
気がつけば人の輪は広がり
それは夜明けの太陽を見るまで続いたのだった。

これがタンバリンフェスティバルの思い出。

ね?
思ってたフェスティバルとは違ったでしょう?


さぁ書き終えた。
おやすみなさい。

そして

おはようございます。

週明けの約束は守られた。


ミルコさんを筆頭に私に絡まれた人達に盛大な拍手を。
koedananafusiと相互フォローになるとこういうことがたまにおきます。すみません。


ことの起こりはこの記事のコメント欄でした。


コチラは#なんのはなしですかを付けなかったんですよね。
だって、続くから。どこかしらの番号は#なんのはなしですかにするかもだけれど
全部#なんのはなしですかにするのは違う。

でも、付けなかった記事から《#なんのはなしですか》が生まれ落ちました!!
記念に上に載せた記事とその後のつぶやき


にコメントをくれた方全員出演していただきました!!
それもこれもミルコさんがタンバリンを選択してくれたおかげかです。

✨🐜🐜🐜🐜🐜ありが10匹ありがとう🐜🐜🐜🐜🐜✨

ミルコさんの記事も#なんのはなしですかと言いたくなること間違い無しの素敵な宇宙です!!

他、出演くださった皆様も素敵な方々です。
ありがとうございます🐜✨


ありもしない思い出を捏造できる脳みそを持ちながら、生きています。本当はあったのかも。

電子の海はとても自由です。

どうぞ、恐れず脳内を言語化してください。
あなたのよくわからない話も
よくわからない良さがあるはず。


きっと楽しいですよ。
いらっしゃいませ。
電子の海の端っこ。
noteの海域、路地裏の潮流れ。



サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。