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私の目指す


好きな漫画の話をしよう。

私は漫画そのものの内容を深く話したり、キャラを考察したりは出来ない。
台詞をまるまる覚えていて引用したりも出来ない。


だから、この記事はその物語の中から、私が抽出したものを私なりに書くだけ。

漫画やアニメが好きだ。
小説も好きだ。

私はそこに心を見ている。


私は「シャーマンキング」が好きだ。
ジャンプで連載していた時から。
アニメが始まった時は中学生だった。

今、Flowersやってるよね。
それは観ていない。

主人公である麻倉葉(アサクラヨウ)。
彼の生き様は、私が目指したいと思うものであり、私が感じることを体現した姿である。

葉君は「脱力系」と言われる、緩さを持つ人だった。
何時だって彼は彼を見失わない。
「なんとかなるさ」と彼は言う。
それは、なんとかするって事だったりする。

私は、葉君のような人が好きだ。

楽々でいたいから。って理由が好き。

葉君の人間が好きじゃないところとか、それでも仲間のためなら無茶もするところとか、そういうのも好き。

たくさんの考えや、正義がぶつかり合う物語の世界の中で『中庸』であることの難しさを、それでも彼はあらわし続ける。

私に足りないこと沢山持っていた。
沢山持たなければならなかったんだと思う。

漫画だからとか、都合よすぎるとか
そんなの関係ないと思うんだよ。

キャラクターの中に心を見る。
その心を知っている。
私はその心を確かに知っている。
だから、持っている。
持ちたい心を持っている。


当時も、葉君が一番好きだった。
友達はレンくんとか、ホロホロとか、好きな人が多かったな。


題名の通り『シャーマン』が出てくるわけで、
シャーマンというものが、そもそも現代の人間の生活に合わないだろうと感じている。
自然の声を聴く人達に人間は煩すぎる。

シャーマンとくるめていいのか、わからない感じのキャラも多いのが漫画だなぁとは思うけれど、知識の正しい正しくないはひとまず横に置いておいて、私は昔から『そういうの』に惹かれていた。

だって、学校の人とは語らえない『私の思うことや感じている世界』は『そういうの』と良く似ていたから。

正しい理解ってなんだろう。
私は自分で辿り着く。
きちんと学んだ人には届かない。
元々力のある人には遠く及ばない。

でも線を引っ張って最後辿り着く点は
きっと同じだよ。

だから私も私を見失わない。
私の形を決めつけたりしない。

葉君ほど真ん中にはなれないかも。
強さって難しい。


けれど私は私だから
ここにこうして存在している。

誰かを支配したりしない。
皆がそれぞれの生きる道を楽しく過ごせるような
そんな世界だといい。
物や見えないモノ達にとっても。


ここ最近、連続して『私は私だよ』みたいな話を書いている気がする。(下書きもそんなんばっかだったりする)

多分、そういう時なんだ。
シャーマンキングも久々に、というかはじめて新しくなったアニメを観てみたりした。
やはりマタムネ回は最高やぁとかおもったり、アンナさんの幻の左を拝んだり。

今、私が心に湧くことがちょうどシャーマンキングなんだなぁと思った。

みたことない人は是非。


自分を見失わなければ
たとえ揺らいでも
また強くなれるよ。



そういや、記憶から消えてただけで昔から物語の中に五行だのなんだの、そういうの織り込まれてて触れてるんだわ。
ずっと前から無意識のところで理解してたんだろうなって思うよ。私は感覚的だから。


そういや好きな漫画で『マギ』をいぜん話したけど、話の体感?感覚?が近い気がするんだよなぁ。

どっちの世界にも思うんだよ。
きっと大丈夫だなぁって。
例え壊れても、そこから芽吹く事ができる世界だって思うんだよ。
そういう心が存在している物語なんだ。


という、まとまりない話でした。
ここまで読んでくれて有り難う。

あなたの選ぶことが
あなたの素敵な事に繋がりますように。









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koedananafusi
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