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フェミ二ストだけど怒っている訳じゃなくて知ってほしいだけ。

私はフェミニストだと思う。 そんな私の視点から見ると、まだまだ世の中にはジェンダーバイアスがあり、疑問に感じることも多いんです。 そんな私はちきりんさんのこのツイートを見て、まさに!と思った。


ジェンダーバイアスを少しでも減らすには、【社会のなかでどれだけそのことに対する当事者を増やせるか?】が重要だと思っている。 自分が共に生きていきたい人達には、出来ればおなじく当事者になってほしいと思うけど、その人達(特に性自認が男性の場合)に、いちいち私が感じた事例や意見を言うことで「面倒くさいやつ。別に自分は女性差別してないし。なんか責められるみたい」って思われるんじゃないか?と感じて発言できなかったりする。

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ちきりんさんの言うとおり、私はジェンダーバイアスを指摘することで男性全体を非難するわけでも、ましてはその話し相手である身内(男性)を「性差別しているでしょ!」と非難しているわけでもない。 ただ、知ってほしいし、知ろうとする意欲を持って欲しいのです。
 今の世の中でまだまだ困っている弱者がいること、
無知であることもジェンダーバイアスを助長させているのだということ、
そして一人ひとりが当事者になって固定概念をはがしていかないと、今後の世の中も同じように苦労する人達が減らないのだということを。 

 ・女性=赤、男性=青 
 ・夫婦連盟の際は夫側を先に明記する
 ・夫(嫁)の家に入った嫁(婿)たるもの嫁(婿)としての役目を果たすべし。ただし夫(妻)は妻(夫)の家に入ったわけではないので義実家に対して同じくらいリソース割いてはいない
 ・夫婦は同姓であるべき
 ・男性たるもの泣いてはいけない
 ・夫がバリバリ外で稼ぐから育児と家事は妻メインでよろしく。
 ・男が長期の育児休暇とるなら出世は出来ないものと思え。
・男性なら稼いでなんぼ

 …これらは、まだまだ世の中に根強くはびこる固定概念。 これらには根拠が全くない。なのに、ただ固定概念だからというだけで何となく大きい声として存在している。

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当事者でない人のなかには、潜在意識として 「今の世の中の状態でも、自分が損しているわけじゃないからこのままでいい」と思っている人もいるだろう。 そういう人には、自分の大切な人がそれで苦労してもいいのか?という目線で考えてみてほしい。
 あなたの親や、パートナーや、子供や、友人や、大切な人が 根拠のない固定概念があることによって大きく苦しめられているとしたら?

それでも世の中は変わらなくていいのか?
変わったところで、あなたは何も失うことはないし、マイナス面なんて一切ないのに。
 また、女性の管理職推進運動などで女性が優遇されていること(優遇といえるかどうかは置いておいて。)に対して「女尊男卑だ!女性の既得権益だ!」とかいう人は、ジェンダーについて当事者じゃないあまりに、全く世の中をについて理解できていない人だと思う。

 
 なぜ、女性の管理力推進が運動が起こらないといけなかったのか?
 なぜ、女性専用車両がないといけなかったのか?
 なぜ、レディースデーが存在したのか?

 その背景を知ろうともせず、ただ「女尊男卑だ!女性の既得権益だ!」というのはあまりにも幼稚ではないかな。

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  私は、一緒に生きていく人達には 自分の人生や、家庭、コミュニティ、社会に対して能動性のある人であってほしい。
 性差関係なく、日々の暮らしで起こる出来事を、同じように受け止めてそれぞれの特性や適性を活かしつつ乗り越えていきたい。 

 そんな人達となら、どんな世の中でも一緒に支えあって生きていけると思うから。
 そしてもちろんだけど、私自身も日々ジェンダーだけでなく様々なバイアスにかかっていること、その無知や気付かなさにより知らず知らず人を傷つけているのだということを理解しないといけない。 この記事は、そういう自戒の念も込めている。

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