菜園料理の記録 15 丸ごとキクイモのフリット
秋に畑から引っこ抜いたキクイモは、収量があまり多くなく、その後はそのまま更地になっています。
先週、近所に配達に来てくれるオーガニックの八百屋さんが、キクイモは生えている場所からかなり離れたところに芋が出来る、と教えてくれました。
帰宅後すぐにシャベルで掘り起こしてみると、ありました、ありました。
背が高くなったキクイモの茎は、風が強い日に倒れ道を塞いでしまったので、花が咲く前に短くカットしました。
そのせいか収穫した芋は昨年秋のも今回のも小さいです。
これまであまり馴染みがなかったキクイモ。
しかもサイズが小さいときているので、秋は収穫後、料理するタイミングを逸し、茶色く萎びさせてしまったのですよね。
オーガニックの八百屋さんは、以前料理関係の仕事をしていたそうで、野菜の調理法について、いろいろ情報を提供してくれます。
こういうのっていいですよね。
顔が見える人から買う醍醐味だと思います。
うちで収穫したのはサイズが小さかったという話をしたら、そのまま素揚げにするといいですよと教えてくれました。
揚げる時間が長いと、フニャフニャ柔らかい食感になって、それはそれで美味しいけど、少し歯応えがあるくらいで引き上げた方が僕は好きです、と言っていました。
実際作ってみて、私もやっぱり歯応えが残っている方が好みだなと思いました。
ジャガイモで作ったフライドポテトみたいなお味です。
塩を振らなくても十分美味しい。
この記事が参加している募集
野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。