メンタルクリニックで処方された薬剤
こちらの続きとなります:)
「うつ病」と診察されたわたしは
人生で初めて抗うつ薬という薬剤を処方された
これを飲めば動悸が止まる、また元通りに仕事ができる
と思った
またわたしは眠れないということが病気であるという認識が低かったが
「不眠症」という診断がつき睡眠導入剤も併せて処方されたことに驚いた
「抗うつ剤」
に関しては一種の希望みたいなものを見出していたが
「睡眠導入剤」
に関しては起きれなかったらどうしよう
仕事に行けなかったらどうしよう、という不安な気持ちでいっぱいいだった
体調がおかしいと感じてからもわたしは仕事の形態を変えずに働いていた
今までなら簡単に考えられたことが思考がついて行かなくなることが増えた
また、立ちっぱなしの仕事で今まで以上に疲れることが多かった
そして職場にいるとずっと嘔気や眩暈に悩まされた
処方された薬剤を飲んでも次の日に動悸がなくなることはなかった
ただ睡眠導入剤を飲むことで眠たいという感覚を久しぶりに感じた
そして3時間ほど眠ることができた
それと同時に継続して薬剤を使用することで依存してしまうことを不安に思っていた
職業柄薬剤が体に与える影響はよく知っていた
それと同時に、薬剤を自己判断で調節、また中止にすることの怖さも知っていた
まず2週間、薬を飲んでみて効果を判断したいという医師に従った
少しずつ同じように仕事をすることが難しくなり
仕事を休むことが増えた
周りに迷惑をかけているという事実がわたしにプレッシャーをかけ
休んでいても1日中職場のことが頭から離れず
動悸は止まらなかった
診断名がついたことでわたしは自分で思う以上に病気を自覚することになった
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