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抱き癖??上等!

あなたは″抱き癖”についてどう思いますか?
私なりに思う、″抱き癖”について、お話させてください。
あくまで、私の経験や考えですので、こんな人もいるんだな、、程度に読んでいただけたらと思います。

●”抱き癖″との出会い

「こんなにすぐ抱っこしたら抱き癖つくで〜!」
「抱き癖つくから泣いてもある程度は放っといたらいいんやで〜!」
、、、こんな言葉聞いたことありませんか?
私は、第一子出産の時、助産師さんには「泣いたら抱っこしてあげてね。」と言われていたので、退院後も、泣いたらすぐ赤ちゃんを抱っこしていました。
すると、親世代の親戚に、よくそのような言葉を言われました。
右も左も分からない、初めての出産後はこの言葉を真に受けて、抱き癖がつかないように泣いてもすぐ抱っこしに行かず様子を見るなどして抱き癖がつかないように心がけました。
産後1ヶ月ぐらいまではその方法でも泣いたままそのまま寝てくれることもよくあるので特に気になることはなかったのですが、徐々に大きくなると泣いたまま寝ることもなくなってきます。
そうすると、泣かせる時間が長いと、私が段々しんどくなってくるのです。泣き声と泣き顔を見るのが辛くなってきたのです。
そして私は、このままでいいのか、考えます。
″周りの先輩方の意見を聞いて、私は我が子を泣いてもしばらく抱っこしないでいる、、、このままでいいのか、、”
今までは日々の初めての子育てで精一杯でゆっくり考える余裕もなかったのですが、子どもを寝かしつけながら、ふと冷静になりました。
結論は割とすぐに出ました。

抱き癖ついてもいいわ!!このままやと私も赤ちゃんもきっとしんどい。抱き癖ついてその後しんどくなってもいい!!自分の子やもん。すぐ抱っこしてあげたい。すぐギューって抱っこしてあげたい!

そう思い、私のなかで、【抱き癖上等精神】がこのとき誕生したのです。笑

●抱き癖がついてどうなった?

私はそれから、抱き癖がついてしまうかも、、という考えを捨てて、泣いたらすぐ駆けつけて抱っこするママになりました。
そうすると、日中は特にワンオペで家事育児をするので、我が子に手をかける時間が増大し、体力的に大変でした。
ですが、心はなぜか、【充実感】で溢れていました。泣かせている罪悪感のような、心に何か引っかかっていたものが取れたのかもしれません。
その分バタバタな毎日で、夕方、夫が帰ってくるまでノンストップで駆け抜ける感じはありましたが、、笑
それでも私は泣いても放置の時より、笑っていました。赤ちゃんと笑顔で接することが増えました。
私、我が子に全力で向き合ってる!頑張ってる!
と、自己肯定感も少し上がった感覚が今でも覚えています。
これでいいのかな?このままでいいのかな?と不安に思ったり疑問に思っている時が一番自分自身が辛いんだな、と感じました。

首が座り始めた頃からは、一気に体重も重くなってくるので、日常でも抱っこ紐が必需品でした。
抱っこ紐を手に入れたら無敵モード!両手が開くので家事がドンドン進みました。
お昼寝も抱っこ紐の中ですることが多く、下に下ろして泣いて起きて、また寝かしつけになるのが嫌で、よく抱っこ紐したまま私もソファーに座ってお昼寝をしていました。
たまには寝転んで昼寝したい!と思うこともありましたが、
こんなに我が子とずっとくっついて生活する日々なんてきっとあっという間に過ぎてしまうんだろな、、
と思うと、この時間でさえも愛おしく感じました。

私はこのスタイルが合っていたので、第二子も、″ずっと抱っこ、いつでも抱っこ”スタイルで育てました。笑
体力的にキツいことももちろんありましたが、あの頃の育児に後悔はありません。
むしろ、全力投球した!感がすごいので、とてもいい思い出です。

●第一子が4歳になった今、思うこと

4歳の娘がある日、思い出したように言いました。
「わたし赤ちゃんのとき、いーっつもママのだっこ紐で抱っこされてたよな〜!」
と、、。
自分が抱っこされていたことを覚えてるんだ!と驚いたと同時に、とっても嬉しく、なんだか報われた気持ちになりました。
「そうやで〜!いっつも抱っこしてたんやで〜!お出かけの時も、ねんねの時も、ママとずっとくっついてたよな〜!」
と言うと、娘の顔がとっても嬉しそうな笑顔をして照れくさそうにしていました。

娘が4歳になり、こういう会話ができたことで、あの時、抱き癖に真正面から向き合って本当によかった、と思いました。

●まとめ

ここまで読んでいただいてありがとうございました!
私の、抱き癖上等!な育児、きっと様々な意見があると思いますが、
とりあえずママが一番心が安定するやり方第一で考えるといいと思います。いろんな方法を試してみて、しっくりくる、こない、がきっとあるので、【自分なり】の育児を見つけてみるのが一番だと思います。
自分が納得すればそれでいいのです。周りがとやかく言おうが、私の子なのですから。私のやり方でやっていきましょう♪

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