40代から筋トレを習慣化させるには①

お久しぶりです、波高しです。

運動経験が全くない状態で４０歳を過ぎてから筋トレにハマり、今ではボディーメイクのコンテストに毎年出場し、さらに『自分も大会に出てみたい！』という友人を『弟子』と称し、彼らにパーソナルトレーニングをしているという、それまでは考えもよらなかった事をしております。

そんな僕も、今まで人生で何度か『筋トレでもしてみようかなー』と思い立ち、その度に習慣化には至らずに挫折したという経験をしてきました。そんな僕が、どうして今回は筋トレを習慣化できたのか？どうすれば筋トレを習慣化できるのか？そのコツについて書きます。

この情報が少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

筋トレを好きになる

好きなことって、誰に言われるでもなく、何なら『やめろ！』って言われたって自然としちゃいますよね。美味しいスイーツを食べながらカフェでまったりとか、応援している野球チームの試合を観に行くとか、推しの出ているドラマを見るとか、タバコを吸う、お酒を飲む、パチンコ、競馬なんかも。好きだから、面白いから、本当はやめた方がいいんだけどなーと思うようなことも自然と続けてしまうのです。

筋トレをダイエットのためとかカッコイイ身体になってモテるためとか、達成したいことの手段として我慢しながら、仕方なくやっているうちは、ひょんなことでその習慣が途絶えてしまったりします。だから『あーあ、また続かなかったー』とがっかりしてまうのです。だったら！筋トレ自体を目的にしてしまえば良いのです、すなわち筋トレを好きになる事が一番の近道なのです。

筋トレ中毒

よく人から、『筋トレするなんて、波高しってストイックだよねー』とか言われますけど、本人は全然そんな意識はありません。ただ楽しい、気持ちいいからやってしまうだけなのです。むしろ筋トレできない期間が続くとソワソワして気分が悪くなるくらい。なので、家族で旅行する際も現地のジム事情をリサーチして、家族が寝ている深夜・早朝に（流石に旅行中に自分だけジムに行くから別行動！とかはしたくないので）トレーニングをしたりしています。

なぜそこまでして筋トレをしたくなるかというと気持ちいい！からです。

運動をした後というのは、汗もかきますし、心拍数も上がって興奮し、疲れはするが爽快な気持ちになるというのは、みなさん経験があると思いますが、筋トレをした後はそれプラス、傷ついた筋繊維を修復するために色々なホルモンが分泌され、とおーっても気持ちいい状態になるのです。ただボーッとしているだけで気持ちがいいというか、多幸感に包まれるような感じがあるのです。そう、麻薬中毒患者＝ジャンキーのように。その気持ちよさがないと、ソワソワして落ち着かなくなる。だからその快楽欲しさにまた筋トレに向かってしまうのです。なので、その気持ちよさのジャンキーになってしまえば誰に強制されるでもなく、簡単に筋トレが習慣になります。

成長するワクワク

40代ともなると子供のように背が伸びるとか、身体が成長してゆくという感覚から20年以上も遠ざかっている。むしろ身体が衰えてゆく感覚の方を強く感じていることかと思います。でも筋トレをすることによって、その衰えを止める、いやむしろ青春時代のような、力がどんどん強くなってゆく、できなかったことができるようになるというワクワクする感覚。身体が成長しててゆく喜びを取り戻すことができるのです。

これもある意味中毒になります。お酒や脂っこい食べ物で身体は横に膨らみ、尻や頬の肉が下に垂れ下がってゆく同世代を尻目に、少しずつではありますが腹が引き締まり、肩や胸は逞しく盛り上がり、広い背中はシャキ！っと背筋が伸び、大股で颯爽と歩くようになってゆく自分に気づくと、ものすごい自信に満ち溢れます。やっぱり心と身体は繋がっているんだなということを、強く感じさせてくれる体験です。若者たちがエネルギーに満ち溢れ、溌剌としているのは、この感覚を日々感じているからではないかと思います。そんな時代に自分を戻してくれるのが筋トレです。

苦しみを忘れられる

とはいえ、仕事も子育てもしていると、日常生活のストレスなどでやっぱり落ち込むこともあります。僕は鬱の状態を経験したこともあるので、落ち込んだ気分を何とか良くしたい、苦しみから逃れたい！っていう気持ちはとっても強いものであることは知っているつもりです。そんな時でも筋トレをしている間は、重りを上げる苦しさで心の苦しみは忘れている気がします。人間って一度に二つの感情は持てない生き物、それを利用して一時的ではあっても心の苦しみを忘れる（身体的な苦しみで誤魔化す）ことができるという面も筋トレをおすすめしたい理由です。

また、すごく個人的で次元の低い話かもしれないので申し訳ないんですが、例えば仕事上の上司や取引先などに良い評価がもらえなかったりした時、過去の自分はとっても落ち込んで、自分のどこが悪かったんだろう？と気に病んでいたんですが、筋トレにハマって以降は『ま、アイツが俺をどんなにディスっても、俺の筋肉が減るわけじゃないしな、さ、筋トレしよっ』と切り替えられるようになりました。（もちろん切り替えられないくらい凹むこともありますよ、筋トレも万能ではないので悪しからず。）

大会にエントリーしてしまう

最も手っ取り早い方法、かつ確実なのがこれです。後先考えずに、ボディーメイクの大会に出場を申し込んでしまう事です。仕事の締め切りなどはみなさん嫌でも間に合わせようとしますよね？試験勉強もそうですが、人間って具体的な期限が無いと、どうしてもダラダラと先延ばししてしまうものなんですよね。（スミマセン！『人間』ってかなり大雑把に区切っちゃいましたけど、少なくても僕はそういう『ニンゲン』です）なので、『○月○日に俺は人前で裸になる！』と決めたら、人間やるしかないんですよ。

まあ、これは性格によりますね。大それた事をブチ上げると逃げることしか考えられなくなる、かえってモチベーションが下がるというタイプの人には完全に向きません。でも、波高し自身の経験を振り返ると、やっぱり大会に出るぞ！となってからの方が、明らかに筋トレへの取り組みが変わったと思います。やるからには恥はかきたくないという、ネガティブを避ける心の働きって、苦しみを避ける心の働きと同じくらい強いものだと思います。そこから、やるからにはいい成績を残したい、仮にボロ負けしたとしても、次はもっとトレーニングして、もっと上位に食い込みたいというポジティブな気持ちが自然と湧いてくるようになれば、あとは自ずから筋トレしたい！と思うように勝手に変化してゆきます。

今回は以上４つのコツについて書いてみました。筋トレの習慣化に関してはまだまだお伝えしたいことが沢山あるので、また記事を書いてゆきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました！

やりたい気持ちが一番大事！
by波高し

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